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プラスチックス : ミニ英和和英辞書
プラスチックス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


プラスチックス : ウィキペディア日本語版
プラスチックス

プラスチックス(''Plastics'')は、日本のテクノポップ・バンド。
1976年に結成。レコードデビューは1979年
== 概要 ==
イラストレーターの中西、ファッション・スタイリストの佐藤、グラフィック・デザイナーの立花が中心となって結成される。結成当初は素人による仲間内のパーティバンドに過ぎず、また音楽性もオールディーズから始まりグラムロックパンクロックと頻繁に変化していたが、四人囃子のベーシストであった佐久間が参加した頃からその流れが変わる。クラフトワークの『ヨーロッパ特急』に影響を受けてリズムボックスの使用を試み、テクノポップ・バンドとしての方向性が確定していく。後にリズムボックス担当として、佐久間と親交のあった作詞家の島が加入(当時流行していたスペースインベーダーが上手かった事から、「ならばボタンを押すのは上手いだろう」と思われて加入に至ったという)し、解散までの不動のメンバーが揃う。
日本でのテクノポップ黎明期にあたる1970年代末 - 1980年代初頭にかけて、彼らは日本の音楽シーンにおいては異色の存在であり、マスコミからは「ピコピコ系」と呼ばれる事もあった。しかしYMOの逆輸入ブレイク以降、言葉としての「テクノポップ」も定着し、また彼らの活動も活発化していきP-MODELヒカシューと共に「テクノ御三家」の一つに数えられることもあった。立花や佐久間が海外のバンドとの親交がある縁もあって、1stアルバム発売後程なくして米国ツアーが実現、B-52'sと共演を果たし大反響を得る。その後もラモーンズトーキング・ヘッズなど一線級のアーティストと共演。1979年にイギリスのラフ・トレード・レコードより「Copy / Robot
」をリリースした。〔Discogs Plastics ‎– Copy / Robot〕アイランド・レコードとの契約に成功し、3rdアルバムは海外でも発売されることになる。また自由度の高いプログラミングが可能な当時最新鋭のリズムマシンTR-808の導入により、従来はリズムボックスに付きっきりであった島がキーボードへ、それに伴って佐久間がベース/ギターへのパートチェンジも可能となり演奏の幅を広げていく。しかし、国内・海外で精力的に活動を展開しまさに「これから」と思われていた1981年に突如解散。その理由には諸説あったが、佐久間が2013年のインタビューで元々期間限定での活動を予定していたことを明かした〔【独占インタビュー】佐久間正英 PART.2 | 音楽ニュース【LikeDis】〕。
その後は各々独自の活動を開始。1988年にはインクスティック芝浦ファクトリーにて2日間限定で再結成ライブを行うも、プラスチックスとしては長らく沈黙を守ってきたが、『サウンド&レコーディング・マガジン2007年9月号に掲載された立花のインタビュー内において復活に向けて動いている事が明かされ、同年10月29日に恵比寿・LIQUIDROOMにてライブを行った。メンバーは立花・中西・佐久間に加え、各々とバンドを組んだ経験(THE CHILLで立花と、MELONで中西と、The d.e.pで佐久間と)のある屋敷豪太が新たに参加(リアルドラマーの参加は正式デビュー以前に参加していた大口広司以来、実に約30年振りの事である)。この時は以前の音楽性とは異なる、オルタナティブロック色の濃い演奏を披露した。
その後、2010年5月には2007年再結成時のメンバーにサポートを加え、東京・大阪にてライブを行う。この頃にはリズムボックスの音色をドラムパッドで屋敷が叩く等、再び活動時の音楽性に回帰。また、同年夏にはワールド・ハピネスライジング・サン・ロックフェスティバル等のロック・フェスティバルにも出演している。
2014年1月、佐久間正英が死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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