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ブロック島沖の海戦 : ミニ英和和英辞書
ブロック島沖の海戦[ぶろっくとうおきのかいせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ロック : [ろっく]
  1. (n,vs) (1) lock 2. (2) rock 3. (P), (n,vs) (1) lock/(2) rock
: [しま]
 【名詞】 1. island 
: [おき]
 【名詞】 1. open sea 
海戦 : [かいせん]
 【名詞】 1. naval battle 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

ブロック島沖の海戦 : ウィキペディア日本語版
ブロック島沖の海戦[ぶろっくとうおきのかいせん]

ブロック島沖の海戦(ブロックとうおきのかいせん、)は、アメリカ独立戦争開戦からほぼ1年を経た1776年4月6日夜、現在のロードアイランド州ブロック島沖で、大陸海軍イギリス海軍の艦艇のあいだで戦われた海戦である。大陸海軍の艦隊7隻は、その処女航海でバハマ諸島のナッソー襲撃して成功した帰り道だった。イギリス海軍は通報艦のMHSグラスゴーだった。グラスゴーは、エセク・ホプキンス海軍代将が指揮する大陸海軍7隻からの捕獲を免れ、逃げおおせたが、かなりの損傷を被っていた。
大陸海軍の艦長数人はこの戦闘の行動を批判され、1人は解任された。ホプキンス代将も戦利品の分配など航海全体に関わる行動を批判され、最終的に海軍を罷免された。
==背景==
MHSグラスゴーはイギリス海軍の6等艦大砲20門搭載のフリゲート艦だった。1776年4月初旬、トラインガム・ハウ海軍大佐の指揮で〔Morgan, p. 43〕、ロードアイランドのニューポートからサウスカロライナチャールストン沖にいるイギリス艦隊に伝言を運んでいた〔。サウスカロライナの艦隊はチャールストンを攻撃するために集結していたが、6月のサリバン島の戦いで敗北した〔Greene, p. 184〕。
1775年遅く、第二次大陸会議が大陸海軍を創設していた〔Morison, pp. 57–58〕。1776年2月までに艦隊最初の艦船が処女航海に出られるようになり、エセク・ホプキンス代将がバハマ諸島への遠征に8隻の艦船を率いて出発した。バハマにはイギリス軍が軍需物資を置いていることが分かっていた。3月初旬、この艦隊は、途中で艤装にトラブルのあった1隻が帰港して7隻になっていたが、ニュープロビデンス島に海兵隊を上陸させ、ナッソーの町を占領した〔Morison, pp. 67–68〕〔Field, p. 117〕。艦隊は捕獲した2隻の船舶を加えて大きくなり、軍需物資を積んで3月17日にナッソーを発ち北に向かった。艦隊の1隻はフィラデルフィアに向かわせ、残りはブロック島の水路に進んだ〔Field, pp. 118–119〕。この艦隊の航海では、熱病や天然痘など様々な病気が蔓延し、使える乗組員の数が減っていた〔。
4月4日までに艦隊はロングアイランドの海域に達し、イギリス海軍のHMS''ホーク''と遭遇してこれを拿捕した。''ホーク''も軍需物資を積んでいた。翌日には2隻目の戦利品''ボルトン''を拿捕した〔Field, p. 120〕。ホプキンスはさらに容易な戦利品を獲られることを期待し、その夜はブロック島沖の航海を続け、2列縦隊の偵察隊形をつくっていた。右側すなわち東側列はカボーを先頭に、ホプキンスの旗艦であるアルフレッド(大砲20門搭載、この艦隊では最大)が続き、左側の列はアンドリュー・ドリアを先頭にコロンバスが続いた。これらの後方にプロビデンス、フライおよびワスプが戦利品の護衛をしながら続いた〔。戦利品の船に乗組員を乗せる必要があったために艦隊の実効戦闘員がさらに減っていた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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