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ロードアイランド州 : ミニ英和和英辞書
ロードアイランド州[ろーどあいらんどしゅう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ドア : [どあ]
 (n) door
アイランド : [あいらんど]
 (n) island, (n) island
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [す, しゅう]
 (n) sandbank

ロードアイランド州 : ウィキペディア日本語版
ロードアイランド州[ろーどあいらんどしゅう]

ロードアイランド州(、 または )は、アメリカ合衆国東北部、ニューイングランド地方にあるである。州都および人口最大都市は州北部、ナラガンセット湾の湾奥に位置する港湾都市・学術都市プロビデンスである。州全土が(大都市統計地域)に含まれている。
独立時の13州の1つである。全米50州の中で面積最小の州であり、日本における滋賀県と同程度の面積である(滋賀県の面積の大きさは日本国内の47都道府県中38番目と小さい)。''Little Rhody''(リトル・ローディ)という愛称を持つ。より一般的な愛称は、地形的な理由、すなわち、州内の陸地の奥深くまでナラガンセット湾が入り込んでいることから、観光用パンフレットでよく使われる ''The Ocean State'' であり、これは自動車ナンバープレートにも記されている。人口は50州の中で第43位だが、人口密度はニュージャージー州に次いで第2位である。西はコネチカット州に、北と東はマサチューセッツ州に接しており、南西のニューヨーク州ロングアイランドとは海上の州境がある。

== 州名の由来 ==
ロードアイランド州の公式名称は、全米で最も長い State of Rhode Island and Providence Plantations である。日本語訳すると、「ロードアイランド及びプロビデンス・プランテーション州」となる。プランテーションを「植民地」や「農園」などと訳す人はいるが、ロードアイランドの方を「ロード島」と訳す人は見かけない。ロード島は、ナラガンセット湾の島で、現在はニューポート郡に属する。プロビデンス・プランテーションは、ロードアイランド州の起源となった植民地集落の名で、ここを中心に、ロードアイランドなどの周辺地域に農地を広げていった。
州名に「アイランド」がついているが、その大半はアメリカ合衆国本土にある。この州名は2つの開拓地の統合の結果で生じた。ロードアイランド植民地は、ナラガンセット湾に浮かぶ幾つかの島の中では最大のアクィドネック島と呼ばれる場所で、現在のニューポート市近くに設立された。プロビデンス・プランテーションは、現在プロビデンス市がある地域にロジャー・ウィリアムズが設立した植民地の名前である。
アクィドネック島がどのようにしてロード島と呼ばれるようになったかは不明だが、2つの学説がある。
* 探検家ジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーノが1524年に、ナラガンセット湾口近くある島の存在を記しており、それがオスマン帝国ロドス島(現在はギリシャに属する)に擬えられた。その後のヨーロッパ人探検家はヴェラッツァーノが名付けた島を正確に特定できなかった。後にこの地域に入植したピルグリムが、ベラッツァーノのロードス島はアクィドネック島であると想定した。
* 第2の学説はアドリアン・ブロックに関するものであり、1610年代に探検したときにアクィドネック島の側を通り、1625年の旅行記で、「赤みを帯びた島」と表現していた。17世紀のオランダ語では「赤み」がロドリッチ("rodlich")と発音された〔''Nieuwe Wereldt ofte Beschrijvinghe van West-Indien, uit veelerhande Schriften ende Aen-teekeningen van verscheyden Natien (Leiden, Bonaventure & Abraham Elseviers, 1625)'' . An English translation of the relevant text: "Documentary History of Rhode Island (1916): archive.org 〕。歴史家達はその「赤み」が秋の紅葉からきたものか、岸の一部にある赤い粘土からきたものであると論じている〔Elisha Potter, 1835. The Early History of Narragansett. Collections of the Rhode-Island Historical Society, v3. books.google.com 〕〔Samuel G. Arnold, History of Rhode Island (1859). books.google.com 〕〔。
アクィドネック島について「ロード島」という名前を使った初期の文書は、1637年のロジャー・ウィリアムズによるものである。その名前は1644年に公式に適用された。「アクスネックは今後、アイル・オブ・ロードスあるいはロード・アイランドと呼ぶことにする。」アイル・オブ・ロードスは1646年には既に法的文書で使われていた〔SOS.ri.gov 〕〔Hamilton B. Staples, "Origins of the Names of the State of the Union", Proceedings of the American Antiquarian Society, vol. 68 (1882): Google Docs, Origins of the Names of the State of the Union 〕。オランダの地図では1659年のものでこの島を「レッド・アイランド」(''Roodt Eylant'')と表示していた。
ロジャー・ウィリアムズはマサチューセッツ湾植民地を追い出された神学者だった。信仰と政治の寛容さを求め、他の者達と共に自由な領主植民地として「プロビデンス・プランテーション」を設立した。「プロビデンス」は神の摂理を表し、「プランテーション」は英語で植民地を表す言葉だった。
2009年6月25日、ロードアイランド州議会はその長い名称を続けるか、あるいは奴隷制度に係わるという誤解を生みやすい「及びプロビデンス・プランテーション」を切り捨てるかを住民が選ぶことを認めた〔RI closer to changing state name over slavery 〕。2010年11月2日の選挙と同時に行われた住民投票の結果、78%対22%という圧倒的な差で現行名の存続が決まった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロードアイランド州」の詳細全文を読む




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