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フスロー : ミニ英和和英辞書
フスロー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フスロー : ウィキペディア日本語版
フスロー[ちょうおん]

フスローウルドゥー語:خسرو مِرزا, ヒンディー語 ख़ुसरो मिर्ज़ा, Khusrau, 1587年8月16日 - 1622年1月16日)は、北インドムガル帝国の第4代皇帝ジャハーンギールの長男。第5代皇帝シャー・ジャハーンの兄にあたる。
==生涯==
1587年8月16日ムガル帝国の皇帝ジャハーンギールの長男として生まれる。母はアンベール王バグワント・ダースの娘マーン・バーイーである〔Delhi 5 〕。
ジャハーンギールが皇子時代に皇帝アクバルに反乱を起こした際、フスローは有力貴族マーン・シングミールザー・アズィーズ・コーカらによって父に代わる後継者に祭り上げられた。だが、大多数の反対とチャガタイの法と慣習に反対するとの意見もあり、結果としてこれは失敗した〔クロー『ムガル帝国の興亡』、p.150〕。
1606年4月6日、フスローは父帝に反乱するために騎兵350騎とともにアーグラを去った〔Majumdar, R.C. (ed.)(2007). ''The Mughul Empire'', Mumbai: Bharatiya Vidya Bhavan, p.179〕。彼はアクバル廟に一旦滞在し、マドゥラーではフサイン・ベグ率いる3000騎が駆けつけた。その後、ラホールへと向かう途中、シク教グル・アルジュンも味方に付き、支援を申し出た〔ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.205〕。
フスローはラホールを包囲したが、間もなくジャハーンギール率いる軍勢が駆けつけ、彼は敗れた〔。その後、カーブルへ逃げようとしたものの、チェナーブ川を渡河とした際に追手に捕えられ、アーグラへ連行された〔〔The Flight of Khusrau The Tuzk-e-Jahangiri Or Memoirs Of Jahangir, Alexander Rogers and Henry Beveridge. Royal Asiatic Society, 1909–1914. Vol. I, Chapter 3. p 51, 62-72., Volume 1, chpt. 20〕。
フスローはジャハーンギールの前に鎖に繋がれたまま引き出され、のち投獄された。また、彼は自分に従った300人が串刺しにされるのを見せつけられた〔。フサイン・ベグやシク教のグル・アルジュンも殺害された〔〔クロー『ムガル帝国の興亡』、p.162〕。
1607年、フスローが獄中で父帝暗殺を企てていたことが判明し、罰として彼は盲目にされた〔。このとき、父帝はこれを死罪に値すると思っていたが、愛情が邪魔して出来なかったとのちに語っている〔。
1620年、弟フッラムがデカン遠征に行くときにフスローの引き渡しを求めたため、彼は引き渡された〔ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.215〕。1621年にフッラムがデカン地方で輝かしい勝利を収めたのち、1622年1月16日にフスローはブルハーンプルで殺害された〔〔〔Mahajan V.D. (1991, reprint 2007) ''History of Medieval India'', Part II, New Delhi: S. Chand, ISBN 81-219-0364-5, pp.126-7〕。
死後、フスローの遺体はブルハーンプルに埋葬されたのち、母の遺体の眠るアラーハーバードに送られ、母の横に埋葬された〔クロー『ムガル帝国の興亡』、p.163〕。その墓廟のある庭園はフスロー・バーグと呼ばれているようになった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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