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ビタン・カロキ : ミニ英和和英辞書
ビタン・カロキ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ビタン・カロキ ( リダイレクト:ビダン・カロキ ) : ウィキペディア日本語版
ビダン・カロキ

ビダン・カロキ・ムチリ(Bedan Karoki Muchiri、1990年8月21日 - )はケニア陸上競技選手、専門は長距離走ロンドンオリンピック男子10000mケニア代表。広島県立世羅高等学校入学後は日本を拠点に活躍し、同校卒業後エスビー食品を経てDeNA所属。
== 経歴 ==
ニャフルル近郊の出身。カロキは2002年ごろにケニアの陸上クラブ MFAE Athletic Club に入った〔丸川正人 (2011-12-16). ケニアからの手紙 Vol.16冬号 日本ケニア交友会. 2014年11月11日閲覧〕。同クラブはかつてサムエル・ワンジルも在籍した強豪クラブチームである〔SPORT OBITUARIES Samuel Wanjiru Telegraph (2011-05-16). 2014年11月11日閲覧〕。カロキはケニアで過ごした中学時代まで、陸上の目立った実績を残していない〔。中学卒業後の2007年、ケニアの日本大使館の紹介で来日し広島県立世羅高等学校に留学〔過去の記録 大会全記録 2009(平成21)年 男子第60回大会情報 高校駅伝全国高等学校駅伝競走大会. 2014年11月11日閲覧〕。同校では広島県代表として全国高校駅伝に3年連続出場し、2007年第58回大会から2009年第60回大会まで3年連続区間賞を獲得。2年時は4区を走り区間新記録を樹立、3年時は3区で8人を抜き先頭に立って世羅高校を全国優勝へ導いた〔全国高校駅伝、女子は豊川が連覇 男子は世羅が3年ぶりV ''共同通信'' (2009-12-20). 47News. 2014年11月11日閲覧〕。2010年に同校生産情報科を卒業〔ビダン・カロキ選手ロンドンオリンピック出場! 広島県立世羅高等学校. 2014年11月11日閲覧〕。
2010年4月にエスビー食品へ入社。千葉国際クロスカントリー大会は、世羅高校2年時の2009年第44回大会からエスビー食品入社後の2011年第46回大会までシニア12000mで3連覇を達成〔Ken Nakamura (2011-02-13). KAROKI AND NIIYA WIN AT CHIBA CROSS COUNTRY IAAF. 2014年11月11日閲覧〕。福岡国際クロスカントリー大会は2011年第25回大会シニア10000mで優勝を飾った。2011年9月にマプトで開かれたアフリカ競技大会はケニア代表として10000mに出場し銀メダルを獲得〔Elias Makori (2011-09-17). RARE MEDALS FOR KENYA AS CURTAIN FALLS ON 10TH ALL AFRICA GAMES IAAF. 2014年11月11日閲覧〕。2012年2月にはケニアクロスカントリー選手権12kmで優勝した〔James Macharia (2012-02-18). Athletics-Karoki wins Kenyan championship in weakened field Reuters. 2014年11月11日閲覧〕。2012年6月1日、ユージーンでロンドンオリンピックケニア代表選考会を兼ねて行われた10000mに出場、ウィルソン・キプロプモーゼス・マサイに次ぐ3位に入り、ケニア代表を掴み取った〔Gene Cherry (2012-06-02). Kiprop surges to shock victory in Kenyan trials Reuters. 2014年11月11日閲覧〕。
2012年8月4日、カロキはロンドンオリンピック10000mに出場した。カロキは中盤、先頭に立って集団を引く形でレースを進める〔Owen Gibson (2012-08-04). Mo Farah powers to a sensational 10,000m Olympic gold for Britain Guardian. 2014年11月11日閲覧〕〔Jon Mulkeen (2012-08-04). ENNIS, FARAH AND RUTHERFORD TAKE GOLD FOR BRITAIN ON 'SUPER SATURDAY' - LONDON 2012 DAY TWO REPORT IAAF. 2014年11月11日閲覧〕。カロキを含めた先頭集団は大人数のまま終盤に突入、残り1000mからペースが上がる。カロキは残り1周で先頭のファラーをかわしに掛かるが及ばず、後続の選手にもかわされたものの、ラップベケレらに続く5位に入った〔Bob Ramsak (2012-08-04). LONDON 2012 - EVENT REPORT - MEN'S 10,000M FINAL IAAF. 2012年8月4日閲覧〕。記録は27分32秒94でケニア勢最上位だった。オリンピック後の8月31日、所属するエスビー食品が年度末での陸上競技部廃部を発表した。同年9月、福岡市で開かれた第60回全日本実業団選手権は5000mに出場し優勝を飾った〔全日本実業団対抗陸上競技選手権大会公式記録集 北陸実業団陸上競技連盟. 2014年11月15日閲覧〕。
2013年3月のエスビー食品陸上競技部廃部に伴い、カロキは瀬古利彦上野裕一郎ら同部に所属する選手・スタッフとともに同社を退社〔エスビー食品陸上競技部についてのお知らせ エスビー食品 (2013-01-10). 2014年11月11日閲覧〕。同年4月、エスビー食品勢の受け入れを表明し陸上競技部を発足したDeNAへ移籍した。同年7月にナイロビで行なわれた世界選手権ケニア代表選考会10000mは、ポール・タヌイらを抑えて優勝し代表入りを決めた〔ビダン・カロキ選手 第14回世界陸上選手権 ケニア代表選出のお知らせ DeNA (2013-07-18). 2014年11月11日閲覧〕。2013年8月10日、モスクワで開かれた世界選手権10000mは6位入賞の成績を残した。
2013年11月、DeNAは2014年1月の第58回全日本実業団駅伝出場を目指して、東日本地区予選である第54回東日本実業団駅伝に参加。カロキも3区に出場しDeNAは5位で予選通過を決めた〔第54回東日本実業団駅伝対抗大会 DeNA (2013-11-03). 2014年11月11日閲覧〕。2014年1月1日、第58回全日本実業団駅伝は2区を走り区間2位、ごぼう抜きの新記録である26人抜きを果たした〔実業団駅伝:DeNAカロキ、驚異の26人抜き 毎日新聞 (2014-01-01). 2014年11月11日閲覧〕。同年3月のリスボンハーフマラソンは22度まで気温が上昇する中、初のハーフマラソンを走り59分58秒の記録で優勝した〔Antonio Manuel Fernandes (2014-03-16). KAROKI MAKES OUTSTANDING HALF MARATHON DEBUT WITH 59:58 WIN IN LISBON IAAF. 2014年11月11日閲覧〕。同年5月、カロキは岐阜市で行われたぎふ清流ハーフマラソンに出場し、15km付近から後続との差を広げて大会新記録となる1時間00分02秒で優勝を飾った〔Ken Nakamura (2014-05-18). KAROKI BEATS TADESE AND SETS GIFU SEIRYU HALF MARATHON COURSE RECORD IAAF. 2014年11月11日閲覧〕。同年8月にはアメリカ合衆国・メイン州ケープエリザベスで行われたで優勝〔Glenn JORDAN (2014-08-02). Kenya’s Bedan Karoki wins Beach to Beacon 10K ''Portland Press Herald''. 2014年11月11日閲覧〕。同年9月にフィラデルフィアで行われたロックンロールフィラデルフィアハーフマラソンは59分23秒の記録で優勝した。
2015年1月1日、第59回全日本実業団駅伝は2区を走り10位で襷を受け取ると7人抜きの走りでチームを3位にまで押し上げ、前年同区間で区間賞を獲得したNTNのエドワード・ワウエルや2013年のモスクワ世界陸上10000m銅メダリストの九電工のポール・タヌイらを抑え、日清食品のバルソトン・レオナルドと同タイムで区間賞を獲得、DeNA創部2年目での6位入賞に貢献した。各区間で行う区間賞を獲得した選手へのインタビューでは、通訳なしで流暢な日本語で応えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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