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パウリの排他原理 : ミニ英和和英辞書
パウリの排他原理[ぱうりのはいたげんり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

排他 : [はいた]
 【名詞】 1. exclusion 
: [ほか]
 (n-adv,n) other (esp. places and things)
: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
原理 : [げんり]
 【名詞】 1. principle 2. theory 3. fundamental truth 
: [り]
 【名詞】 1. reason 

パウリの排他原理 : ウィキペディア日本語版
パウリの排他原理[ぱうりのはいたげんり]

パウリの排他原理(パウリのはいたげんり、Pauli exclusion principle)とは、2 つ以上のフェルミ粒子は同一の量子状態を占めることはできない、というものであり、1925年にヴォルフガング・パウリが提出したフェルミ粒子に関する仮定である〔W. Pauli,“Über den Zusammenhang des Abschlusses der Elektronengruppen im Atom mit der Komplexstruktur der Spektren,” ''Z. Physik'', 31, p.765 (1925) 〕。パウリの定理パウリの排他律パウリの禁制などとも呼ばれる。
パウリの排他原理はフェルミ粒子について成り立つ法則であり、ボース粒子については成り立たない(ボース粒子は、複数の粒子が同一の量子状態を占めることがありうる)。
==スピンの発見==

ナトリウムD線の実験において、磁場がない場合は単一光が観察されるはずであったが、予想に反してD線が 2 本に分裂することが観察された。それを受け、1924年にヴォルフガング・パウリ電子が 2 値の量子自由度を持つことを提案した。
1925年にウーレンベックゴーズミットはまだ知られていない電子の自由度があると考え、電子は原子核の周りを公転しているだけではなく、電子自身が自転しているのではないか、という仮説をたてた。この電子の持つ、自転に似た内部自由度のことをスピンと呼ぶ。
電子が自身のスピンに相当する角運動量を自転によって得るためには、光速を超える速度で自転しなければならず、相対論に反する。そのため、1925年にによって提案されたものの、パウリによって否定されていた。
自転に伴う角運動量が存在し、自転の向きが異なるため、公転に伴う角運動量との相互作用でエネルギー準位が 2 つに分裂する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パウリの排他原理」の詳細全文を読む




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