翻訳と辞書
Words near each other
・ エネルギー断面
・ エネルギー最前線 ミライレポート
・ エネルギー植物
・ エネルギー機動性理論
・ エネルギー流
・ エネルギー流図
・ エネルギー流束
・ エネルギー消費
・ エネルギー消費量
・ エネルギー源
エネルギー準位
・ エネルギー演算子
・ エネルギー状態
・ エネルギー生成反応
・ エネルギー産業
・ エネルギー産業基盤災害即応部隊
・ エネルギー療法
・ エネルギー省
・ エネルギー省 (イギリス)
・ エネルギー省 (タイ)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エネルギー準位 : ミニ英和和英辞書
エネルギー準位[エネルギーじゅんい]
(n) energy level
===========================
エネルギー準位 : [えねるぎーじゅんい]
 (n) energy level
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [じゅん]
  1. (n,pref) level 2. apply correspondingly 3. correspond to 4. being proportionate to 5. conforming to 6. semi 7. quasi 8. associate 9. standard 10. rule 1 1. aim
: [くらい]
  1. (n,n-adv,suf,vs) grade 2. rank 3. court order 4. dignity 5. nobility 6. situation 7. throne 8. crown 9. occupying a position 10. about 1 1. almost 12. as 13. rather 14. at least 15. enough to 1
エネルギー準位 : ウィキペディア日本語版
エネルギー準位[えねるぎーじゅんい]

エネルギー準位(エネルギーじゅんい、)とは、系のエネルギーの測定値としてあり得る値、つまりその系のハミルトニアン固有値E_1,E_2,\cdotsを並べたものである。
それぞれのエネルギー準位は、量子数項記号などで区別される
== 概要 ==

=== エネルギー固有値 ===

量子論では、系の物理量(オブザーバブル)を測定しても測定値にはばらつきがある。エネルギーを測定した場合も同様で、測定値は「エネルギーを表すエルミート演算子(ハミルトニアン)の固有値」のどれかに限られているが、どの固有値になるかは測定ごとにランダムにばらつく。しかし系が定まっているならばその「ばらつき具合」も定まっており、ボルンの規則から「ばらつき具合」を一意的に求めることができる。エネルギーの測定値にばらつきが無く、ある一定の測定値しか得られないような特別な状態のことを''エネルギー固有状態''と呼ぶ。
あるハミルトニアンが与えられたとき、その固有値(エネルギー固有値)を並べたものがエネルギー準位である。
エネルギー固有値E_1,E_2,\cdotsは離散的な場合もあれば、連続的な場合もある。例えば束縛された(即ち空間的に閉じ込められた)量子力学的な系や粒子では、エネルギーの測定値は飛び飛びな値になる。これは古典的な粒子では、エネルギーの測定値として任意の値をとり得ることとは対照的である。2以上の量子状態が等しいエネルギー準位をもっている場合、そのエネルギー準位は「縮退している」とよばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エネルギー準位」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.