翻訳と辞書
Words near each other
・ バーセベック原子力発電所
・ バーセリオス・クレーミス
・ バーセルミー・カトリーヌ・ジュベール
・ バーセル指数
・ バーゼル
・ バーゼル, 1969
・ バーゼルSBB駅
・ バーゼルSNCF駅
・ バーゼルの和約
・ バーゼルフェア
バーゼルワールド
・ バーゼル・カーニバル
・ バーゼル・スコラ・カントルム
・ バーゼル・スコラ・カントールム
・ バーゼル・バディッシャー駅
・ バーゼル・バーディッシャー駅
・ バーゼル・ファスナハト
・ バーゼル・フェア
・ バーゼル・フェラーラ・フィレンツェ公会議
・ バーゼル・ミュールーズ・フライブルグ国際空港


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

バーゼルワールド : ミニ英和和英辞書
バーゼルワールド[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

バーゼルワールド ( リダイレクト:バーゼル・フェア ) : ウィキペディア日本語版
バーゼル・フェア[ちょうおん]

バーゼル・フェア (BASELWORLD、バーゼルワールド) は、スイスバーゼルにて毎年3月、4月頃に1週間かけて行われる世界最大の宝飾時計見本市。現在のような形式になったのは1972年である。
商談メインではあるが、一般客も1500円程度のパスを購入すれば見学できる。2007年以後は関係者・一般者を合わせて10万人以上が来場している。
会場であるバーゼル・メッセ内部の飲食設備はお世辞にも立派とは言えず、ホットドッグエスカレーター横のベンチで食べる人々の姿が風物詩となっていた(飲食設備は年々改善が図られてはいる)。
会場の1階が高級ブランド、2階は普及ブランドという風に別れてはいるものの、会場中にホットドッグの匂いが充満しているという状況にカルティエを中心とする高級時計メーカーグループ(現在のリシュモングループ)が「ソーセージを食べながら高級品の商談が出来るか」と、1991年にバーゼルフェアから独立、ジュネーヴSIHH(通称ジュネーヴサロン)を開催するという状態に至る〔ソーセージ云々は比喩としても、巨大イベント化したため、会場全体に高級な雰囲気や落ち着きに欠くという点は確かである。なおSIHHは代理店や顧客、取扱店などプロのみが入場可となっており、会場内の内装なども高級感を醸し出している〕。
出展参加費用は2階にショーケース2つ設置で100万円程度、1階のメイン会場となれば 数億円はかかるとみられる。なお、SIHHでショーケース2つ分ブースを借りると2000万円程度である。
1990年代の時計業界再編の波で、結構な数の有名高級ブランドがジュネーブサロンへ移動し苦戦していると当時日本の時計ジャーナリズムでは伝えられたが、入場者数に目立った減少はなく、むしろ2007年に入場者10万人を突破してからは、入場者記録を更新し続けている。
その原因としては、元来バーゼルを重視してこなかったSMH(現スウォッチ)グループがフェアに新製品発表の場所を移したこと〔それまでは参加はしていたものの新製品発表は秋に自社のオフィスで行っていた(スウォッチ単独で新作を発表したのは2013年から)。現在でもフェアの前後ないし期間中に別会場で新作発表を行うブランドもある〕、ジュネーブサロンでの非リシュモングループの会社(中小高級時計ブランド)へのお世辞にも良いとはいえぬ待遇〔リシュモングループ以外の参加は、長らくソーウインドグループ(ジラール・ペルゴ、2013年ケリングに買収など)とオーデマ・ピゲ、パルミジャーニ・フルリエ
に留まっており、新規参入は2009年にリシュモンとの合弁で時計事業に乗り出したラルフローレンくらいで、参入障壁は高いと考えられる。結局、ソーウィンドグループは2013年度からバーゼルへと発表の場を移した〕、21世紀に入ってからの世界的な機械式時計市場の活況によるお祭りムードの盛り上がりなどがあげられる。
2012年から2013年にかけて会場であるバーゼル・メッセの改装が行われ、ブースが拡張された。2013年の入場者は12万2000人に達した〔『BASEL WORLD 2013 最速レポート!』、WATCH NAVI 2013 Summer P.15〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バーゼル・フェア」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 BaselWorld 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.