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バンダリズム : ミニ英和和英辞書
バンダリズム
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


バンダリズム ( リダイレクト:ヴァンダリズム ) : ウィキペディア日本語版
ヴァンダリズム

ヴァンダリズム (vandalism) とは、芸術品公共物私有財産を含む、美しいものや尊ぶべきものを、破壊もしくは汚染する行為のこと。器物損壊や美しい外観や景観を損なわす行為(景観破壊)、落書き、見苦しく愚かな建造物を建てる行為を含む。通常、器物損壊迷惑行為として取り締まりの対象となる。平たく言えば文化破壊運動(ぶんかはかいうんどう)である。
== 語源 ==
西ローマ帝国を侵略し、ローマ市を略奪したゲルマン系のヴァンダル族にちなんで名づけられた。北アフリカに侵入してヴァンダル王国を築いたヴァンダル族は、455年ガイセリック王に率いられてイタリアに上陸、ローマを破壊した。
ルネサンスから啓蒙主義の時代にかけてローマは理想化されたが、そのローマを破壊したヴァンダル族やゴート族は文明に対する破壊者として負のイメージを持たされるようになった。英国の詩人ジョン・ドライデン1694年にヴァンダルやゴートによる破壊を描いた『''Till Goths, and Vandals, a rude Northern race, Did all the matchless Monuments deface''』を書いている。
「ヴァンダリズム」という語は、1794年に、ブロワの司祭アンリ・グレゴワール(Henri Grégoire)が初めて使用した。フランス革命に続く恐怖政治の時代に多数の宗教芸術や建築物が破壊されたが、これをグレゴワールはヴァンダル族の野蛮な破壊になぞらえて「ヴァンダリズム」と呼び、芸術や建築の保護を訴えた。この用語はヨーロッパに広がった一方で、ヴァンダル族が破壊を好む野蛮な集団であるというイメージを増幅させることになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴァンダリズム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vandalism 」があります。




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