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ハマーン : ミニ英和和英辞書
ハマーン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ハマーン ( リダイレクト:ハマーン・カーン ) : ウィキペディア日本語版
ハマーン・カーン[ちょうおん]


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ハマーン・カーン (Haman KarnU.C. 0067年1月10日U.C. 0089年1月17日) は、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』のうち、宇宙世紀を舞台にした作品に登場する架空の人物。アクシズ及びネオ・ジオンの実質的指導者。初登場は『機動戦士Ζガンダム』第32話「謎のモビルスーツ」、担当声優榊原良子
== 人物 ==
宇宙世紀0067年1月10日ジオン公国高官、マハラジャ・カーンの次女として生まれる。姉がいたがグリプス戦役の時点で既に亡くなっている。
漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、ニュータイプの素質を見出され、ジオン公国のニュータイプ研究機関で育成されるが、自分の体を他人に調べられることが苦痛となっていき、その研究を拒絶するようになった過去が描かれている。アステロイド・ベルトの小惑星基地アクシズに行き、ジオン公国の英雄でありニュータイプとされるシャアの存在を知り興味を持つと、再び研究に協力するようになる〔漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』より。ここで扱うニュータイプ研究機関とは、フラナガン機関ではない。〕。
宇宙世紀0083年8月9日、父マハラジャ・カーン死去。8月11日シャア・アズナブルの推挙でミネバ・ラオ・ザビ摂政に就き、事実上のアクシズの指導者となる。ザビ家再興という目的を掲げてジオン公国残党をまとめつつ国力を蓄え、宇宙世紀0086年2月6日アクシズを地球圏に向けて発進させる。
高い指導力と政治力を有した政治家である一方、モビルスーツのパイロットとしても高い技量を有し、劇中、多くのエースパイロットと互角の戦いを繰り広げている。
摂政としてミネバへの忠義を尽くす一方で、ジオン公国やザビ家に対する忠誠心は高くなく、ジュドーに対してジオンの血を利用しているだけだと本音を語ったこともある〔『機動戦士ガンダムΖΖ』第44話。〕。
; 性格
: よく言えばいかなる者にも決して媚びない性格、悪く言えば誰に対しても偉そうな態度しかとれない性格で、自分から敵を作ってしまうタイプ。監督の富野由悠季は「強い男に憧れながらもそうした存在を理解できず、結果的に漁夫の利を得ようとする小悪党に成り下がった女」と見ている〔ラポート『機動戦士Ζガンダム大事典』富野由悠季インタビューより。〕。また、自分が興味を持った人間には当人の意思を無視してどこまでも執着するが、逆に自分が他人から興味を持たれると我意に固執して頭からはねつけるという面倒な性格でもある。
; 嗜好
: 夏が好きらしく、モウサ内部の季節を夏にすることが多い〔『機動戦士ガンダムΖΖ』第18話より。〕。
; モデル、デザイン
: 名前の由来は未来学者ハーマン・カーン。『月刊ニュータイプ』創刊号でインタビューを受けた時点での富野由悠季は、アナグラムを加えず「ハーマン」の名で呼び、『機動戦士Ζガンダム』第8話にてアクシズの話題が出た際に、シャアから「ハマー・カーン」と呼ばれるなど、名称の変遷が伺える。
: 『機動戦士Ζガンダム』では、全身黒ずくめの服装に徹しており、ミネバと中立コロニーに滞在していた際に黒基調のスーツを着た程度である〔『機動戦士Ζガンダム』第39話より。〕。また、宇宙空間での戦闘時もノーマルスーツを着用しないというスタイルを貫くが、劇場版ではガザC搭乗時に専用のノーマルスーツを着用している。
: 『機動戦士ガンダムΖΖ』では、第18話のみシャギーが入ったストレートヘアになっている他は同様の髪型である。しかし、服装については歴史の表舞台に立ったことで、ネオ・ジオンの実質的リーダーとして兵士たちの戦意高揚・プロパガンダ的意味合いから、装飾の付いた派手な軍服を着用しているシーンが増え、キュベレイでの出撃時のパイロットスーツもそれに伴ったデザインのものを着用するようになった。他にも、ドレス姿や水着姿でくつろぐシーン、地球連邦要人とのパーティー出席時には黒いジャケットに白いスカート〔『機動戦士ガンダムΖΖ』第9話、第18話、第27話より。〕など多彩である。また、避難民を装いネェル・アーガマへ潜入する際には、アップにした金髪で変装する一幕もあった〔『機動戦士ガンダムΖΖ』第39話より。〕。
; 姉妹
: 富野由悠季が『Ζガンダム』放送当時に執筆した小説版『機動戦士Ζガンダム』の設定では、姉はドズル・ザビの「愛妾」であり、ザビ家崩壊を前にハマーンを伴い地球圏を脱出した。アステロイド・ベルトにたどりつくまえに姉が死んだことで、ハマーンはその後を継いでミネバの世話をするようになったという(5巻 PART5「嘲笑」)。姉の存在について実際にアニメ中で言及があるのは『ガンダムΖΖ』第32話のみであり、姉は宇宙の果てで死んだとだけ言われている。
: 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、姉はマレーネ・カーンという名前であり、小説版の記述同様にドズル・ザビの側室のような立場で、やはりアクシズ到達前に亡くなっている(単行本11巻)。またセラーナという妹が登場している〔ゲーム『機動戦士ガンダム アドバンスド・オペレーション』の同名キャラクターを元にした人物。〕。
:ゲーム『エンブレムオブガンダム』は、ハマーンの姉がドズルの愛妾であったという話題に触れているが、妾を持つことがドズルの人物像に合わないことと、妾の妹が権力を手にすることの二点から不自然であるという考察を付け加え、姉は何らかの理由で籍を入れていなかったドズルの正妻のゼナのことであり、ミネバもハマーンの姪にあたるとの推測を示している(Ζガンダム編エゥーゴルート「女神たちの戦場」のシナリオパート)。
:漫画『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』には、一年戦争時代、まだ生きていたころのマレーネが登場している。なお、上記考察に関しては「マレーネを妾にしたのはドズル本人の意思ではなく、孫を増やしてザビ家を繁栄させよというデギンの意思であり、ドズルは父に逆らえなかった。そしてドズルを慕うマレーネは自らそれを受け入れた」という解釈がなされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハマーン・カーン」の詳細全文を読む




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