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ナガサキアゲハ : ウィキペディア日本語版
ナガサキアゲハ

ナガサキアゲハ(長崎揚羽、学名:''Papilio memnon'' , 1758)は、アゲハチョウ科アゲハチョウ属に分類されるチョウの一
== 分布 ==
東南アジアインドネシアの島嶼から、中国台湾を経て日本まで分布する。
日本での分布域は近畿以南から南西諸島までで、日本では南方系の種類であるが、江戸時代九州以南に限られていた分布域は拡大しつつある。1940年代には山口県西部や高知県南部、1960年代には淡路島へと徐々に北上し、21世紀初頭には福井県神奈川県西部の太平洋側での越冬が確認されている。近年は茨城県南西部で2007年に多数確認され〔井上大成ほか(2008)茨城県におけるナガサキアゲハ(チョウ目:アゲハチョウ科)の記録.茨城県自然博物館研究報告(11):17-20.〕、また栃木県南部で2009年に急増する〔青木好明(2010)栃木県南部で急増したナガサキアゲハ.昆虫と自然 45(5):41-43.〕など、関東北部での増加が顕著で、さらに2009年には福島県いわき市で幼虫〔佐々木泰弘(2010)チョウ目(チョウ類).茨城県自然博物館総合調査報告書 2009年茨城県の昆虫類およびその他の無脊椎動物の動向:43-46.〕、同県伊達市宮城県名取市で成虫が確認されている〔松本 学(2010)伊達市月舘町でナガサキアゲハを採集.ふくしまの虫(28):24.〕〔新井孝明(2010)宮城県名取市でナガサキアゲハを採集.インセクトマップオブ宮城(32):106.〕。こうした分布の変遷から、本種は温暖化の指標種として注目されている〔北原正彦(2006)チョウの分布域北上現象と温暖化の関係.地球環境研究センターニュース 17(9):26-27.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナガサキアゲハ」の詳細全文を読む




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