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トーマス・シーモア : ミニ英和和英辞書
トーマス・シーモア[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トーマス・シーモア ( リダイレクト:トマス・シーモア ) : ウィキペディア日本語版
トマス・シーモア[ちょうおん]

トマス・シーモアEdward Seymour, 1st Baron Seymour of Sudeley, 1508年 - 1549年)は、テューダー朝期のイングランドの貴族。スードリー男爵。エリザベス1世への影響によって知られる。
== 生涯 ==
トマスは一介の騎士ジョン・シーモアの子として生まれた。父はヘンリー8世の寝室係侍従を務め、妹のジェーンはヘンリー8世の最初の王妃キャサリン・オブ・アラゴンの女官であった。ジェーンは、キャサリンが離婚して王宮を出ると、2度目の王妃アン・ブーリンに仕えた。このジェーンが王の目にとまって3度目の王妃となり、王の初の嫡出の男子を産んだことで、シーモア家は栄達のきっかけをつかんだ。ジェーンは産褥熱で死んだが、エドワード王子は唯一の王子として育った。
トマスはヘンリー8世の6番目の妻となるキャサリン・パーとは、ヘンリー8世との結婚前に知り合っていた。トマスを宮廷から遠ざけるため、ブリュッセルでの地位が与えられた〔Susan E. James, ''Catherine Parr: Henry VIII's Last Love'', History Press, 2009 US edition. page 61–73.〕。
ヘンリー8世が亡くなり、宮廷に帰っていたトマスは、兄エドワードと共に、甥のエドワード6世王を支える顧問団の一員となった。兄エドワードはサマセット公爵に叙され、トマスはスードリー男爵となった。エドワードは護国卿となって権力をふるいはじめ、これをうらやむトマスとの間に対立が生じた〔Chris Skidmore, ''Edward VI, the Lost King of England'', 2007, page 71-87〕。トマスは、富裕な未亡人となったキャサリンと、ヘンリー8世の亡くなったその年に結婚した。
エリザベス王女が継母であるキャサリンと同居する屋敷に、トマスは移り住んだ。トマスは思春期を迎えていたエリザベスと極めて親しくなり、夜に彼女の私室に入り込むこともあった〔Allison Weir, ''The Life of Elizabeth I'',(published in America) 1998, page 14-15〕。キャサリンは妊娠し、二人の関係に疑いを抱いてエリザベスを追い出した。1548年に、キャサリンは女児を産んだ直後に亡くなり、遺産を相続したトマスはイングランド王国で最も富裕な男となり、エリザベスを再び求めたがエリザベスはトマスを避けた〔Carolly Erickson ''The First Elizabeth'', 1983, page 83〕。
トマスは兄の権力をうらやみ、まだ幼い甥のエドワード6世に近づいて護国卿は不要であると説得を試みた。兄がスコットランドに攻め入っている間に、海軍卿であったトマスは海賊と結んで反乱の準備を行った。1549年、トマスは逮捕され、ロンドン塔に送られ、処刑された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Thomas Seymour, 1st Baron Seymour of Sudeley 」があります。




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