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デプシド : ウィキペディア日本語版
デプシド
デプシド英語、Depside)とは、ポリフェノールの1つの類型(化合物群)である。したがって、1種類の化合物ではないので、デプシド類などと呼ばれる場合もある。また、しばしば地衣類に含有される成分であることから、日本語では地衣デプシドと呼ばれることもある。
== 解説 ==
デプシドは2つ以上の芳香環カルボン酸エステルの形で連なった構造をしている。このデプシドが持つエステル結合を加水分解する酵素としては、タンナーゼが知られている

The esterase and depsidase activities of tannase. E. Haslam and J. E. Stangroom, Biochem J. 1966 April; 99(1): 28–31.


また、ポリフェノールでもあり、この芳香環には直結する水酸基、すなわち、フェノール性の水酸基も存在しており、抗酸化物質でもある



デプシド類は、主に地衣類から検出される化合物であるものの、維管束植物からも見つかっており、例えばケシ科シソ科ツツジ科フトモモ科に属する植物からも検出されている









デプシド類の中には、抗菌活性を持った化合物や、抗がん作用を持った化合物や、抗HIV活性を持った化合物も見い出されている






Nielsen J, Nielsen PH, Frisvad JC.(1998). Fungl depside, guisinol, from a marine derived strain of ''Emericella unguis''. ''Phytochemistry'' 50: 263-265.


他にも、プロスタグランディン類やの生合成を阻害する作用も持った化合物、すなわち、非ステロイド性抗炎症薬とのしての効果を持った化合物も発見された










抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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