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ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版 : ミニ英和和英辞書
ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版[だんじょんず あんど どらごんず だいさんはん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [はん]
 【名詞】 1. edition 2. version 

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版 : ウィキペディア日本語版
ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版[だんじょんず あんど どらごんず だいさんはん]

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版(ダンジョンズ アンド ドラゴンズ だいさんはん、''Dungeons & Dragons 3rd Edition'')とは、テーブルトークRPG(TRPG)「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(以後、D&Dと略)シリーズのルールバージョンの1つである。アメリカ合衆国でウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)社により発売され、日本でも株式会社ホビージャパンによって翻訳発売された。
==概要==
ダンジョンズ&ドラゴンズ#系譜にて記載されたように、D&D第3版は実際にはアドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ(以後、AD&Dと略)の第3版である。2000年以前まではD&Dブランドは入門者向けの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(D&D)と上級者向けの「アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ」(AD&D)の2つのラインがあったのだが、入門者向けの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が1990年代にはほとんど展開がなかったため、このラインを公式に停止。そして、それまで「アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ」(AD&D)と呼ばれていたものが、ただ「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(D&D)とのみ呼ばれるようになったのである。入門者向けの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」についてはクラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズの項を参照。
D&D第3版はD&Dブランドの版権を有していたTSR社が1997年にウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)社に買収されたことから始まったプロジェクトである。D&Dブランドの版権を入手したWotCはその直後から「新しいD&D」の開発を開始。3年の期間を経て2000年に「ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版」(Dungeons & Dragons 3rd Edition)の名でリリースした。
;Dungeons & Dragons 3rd Edition(D&D第3版)
:2000年発売。ルール大系が大幅に見直され、今までのクラシックD&DおよびAD&Dとは異なる点が多い。新しく作られたルールシステムの根幹部分は「d20システム」の名前で無料公開され、WotCとライセンスを結ぶことで商業利用ができるようになった。この結果、様々なメーカーからd20システムを使った独自製品が発売され、その中にはD&D3版とルール・データ的に完全な互換性を持つものも多くある(つまり、実質的にD&D3版のサプリメントとして使用できる)。
:AD&D第2版では数多くのキャンペーンセッティング(世界設定集)を出していたが、D&D3版では大幅に整理され、主要なキャンペーンセッティングはグレイホークフォーゴトン・レルムの2つに絞られた(エベロンは3.5版)。ただし、d20システムで様々な世界観のゲームが出ているため「D&D第3版のルールで使用できる世界設定」という意味ではAD&D第2版を超える数がある。
:AD&D第2版では、サプリメントを追加してもルール大系を出来る限り変化させないことを意識していたが、展開の後期には基本ルールブックに書かれたルール内容を変化させるサプリメントをいくつか発売していた。D&D第3版ではこの点はより徹底され、サプリメントはあくまでデータ面の追加が中心となり、基本ルールを変更するようなものはできる限り抑えられている(ただし、ルールを「追加」するものはそれなりにある)。このあり方は3版の展開が終了するまで貫かれ、シナリオ集の多くは後期に出たものでも基本ルールブックさえあれば遊べるようになっている(敵のデータなどはシナリオ集にすでに書き込まれているため、モンスターデータの追加サプリもシナリオ集を遊ぶには必ずしも必要なかった)。
:日本語版はホビージャパンから2002年末に発売。翻訳にかかる経費や原書のフルカラー印刷を再現したコストにより、基本ルールブックのサプリメントも国産の一般的なTRPG製品の倍近い価格帯のリリースとなったが、固定客層をつかむことに成功し、順調に関連製品を発売していった。
;Dungeons & Dragons v.3.5(D&D第3.5版)
:2003年発売。D&D第3版を遊んだユーザーからの不満の声などをフィードバックして作られた改訂版。クラスや特技、呪文などのデータバランスが全般的に見直されている。ルール大系についてはわかりにくかった部分に若干の整理がされているが、基本的に変化していない。
:第3.5版は、「d20システムのアップグレードであって、D&Dの全面改定というわけではない」と位置づけられており〔日本語版公式ホームページ内の『プレイヤーズハンドブック 第3.5版』の製品紹介 〕、それゆえにD&D第4版ではなく「第3.5版」と名づけられた。
:第3.5版は、第3版と同じく基本ルールブックが三分冊されて発売されている。第3版と第3.5版はシステムがほとんど変わらないため、サプリメントは基本的に互換性がある。しかし、第3版と第3.5版の基本ルールブック同士でデータバランスが大幅に変化しているため、第3版のサプリメントで追加された上級クラスが、3.5版の基本ルールブックのクラスよりも弱体化している、などといったこともある。そのため、3版の頃に出た重要なサプリメントは多くが3.5版対応に内容をアップグレードさせて出しなおされている。その際、3版のサプリメントにはなかった新しい要素なども追加されている。もちろん、第3.5版になって新しく出たサプリメントも数多くある。
:D&D第3版の日本語版は2002年末に発売されたが、この時点でアメリカで第3.5版が出ることはすでにアナウンスされていた。3版用のサプリメントのうち内容が3.5版にアップグレードした製品(クラス・サポート・ブックなど)については日本語版ではほとんど翻訳は行われず、2005年に3.5版の日本語版が出てから後に3.5版にアップグレードしたサプリメントの翻訳が行われた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版」の詳細全文を読む




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