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タルボ・マトラ・バゲーラ : ミニ英和和英辞書
タルボ・マトラ・バゲーラ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

タルボ・マトラ・バゲーラ ( リダイレクト:マトラ・シムカ・バゲーラ ) : ウィキペディア日本語版
マトラ・シムカ・バゲーラ[ちょうおん]

マトラ・シムカ・バゲーラ (''Matra Simca Bagheera'' )はフランスの自動車メーカー・マトラ社が1973年から1980年まで生産したスポーツカーである。1980年モデルのみ、シムカの名ブランド名が消滅したためタルボ・マトラ・バゲーラ (''Talbot Matra Bagheera'' )と呼ばれた。車名の『バゲーラ』は、英国の小説家ラドヤード・キプリングの小説『ジャングル・ブック』に登場するの名前、『バギーラ』に由来すると言われる。
マトラの自動車部門は1969年以来、シムカの傘下にあったが、同社が生産していたユニークな2+2ミッドシップ・スポーツカーのマトラ・M530のエンジンはフォード・タウヌスのV4エンジンで、シムカの親会社・クライスラーのライバルのものであった。このため、シムカFF車のエンジン(M530のものより小型となる)を用いた、より実用的で安価な後継車開発が急がれることとなった。
== マーク1(1973年-1976年) ==
1973年4月に登場した最初のバゲーラはシムカ・1100TIの1,294ccエンジンを84馬力まで軽くチューンし、その4速ギアボックスとともにミッドシップに配置したスポーツカーであった。このクラスのミッドシップエンジンの普及型スポーツカーは前年にデビューしたフィアット・X1/9に次ぐものであったが、歴史的にシムカとフィアットは関係が深く、バゲーラのベースであるシムカ・1100は、X1/9のベースであるフィアット・128の強い影響を受けている。
しかしさすがは独創的な設計を得意とするマトラらしく、車体はスチールモノコックにFRPの外皮を被せたものであり、座席は横3人掛けというユニークなレイアウトであった。設計途上は第二次世界大戦前のパナール・ディナミークのような中央ステアリングまでも検討されたと言われる。3ドアクーペのボディはこのため全幅1,735mmと当時としては幅が広く、ハッチバックスタイルのためトランクスペースも十分、周囲の視界も良好なものであった。
1975年には1,442cc90PSの高性能版・Sが追加された。なお、発売当初は1,300ccエンジンを縦に2つ並べたU型エンジン2,600cc168馬力モデルの「バゲーラ・U8」も計画されたが、第一次石油危機により開発は中止された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マトラ・シムカ・バゲーラ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Matra Bagheera 」があります。




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