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ソグド人 : ウィキペディア日本語版
ソグド人[そぐどじん]
ソグド人(そぐどじん、)は、中央アジアゼラフシャン(ザラフシャン)川流域地方に住んでいたイラン系ペルシア系)のオアシス灌漑農耕民族。また、商業を得意とし、あまり定住にこだわらず、シルクロード周辺域で多様な経済活動を行った。近年の研究では、シルクロードを経済的に支配していたと言われている。
居住地であるソグディアナシルクロードの中間に位置することから、アケメネス朝支配下にあった頃より広く交易に従事し、マケドニアアレクサンドロス大王の征服、その後のグレコ・バクトリア王国支配下においても、独自のソグド語を守り、ウイグル文字の祖であるソグド文字を利用し、宗教的にはゾロアスター教、のちに一部がマニ教を信奉して、東方のイラン系精神文化を中国にもたらした。その活動範囲は東ローマ帝国から長安にまで及んだが、イスラム勢力の台頭によりイスラム化が進み、12世紀にはその民族的特色は失われた。ソグディアナ地方はのちに、ウズベク人南下によるテュルク化が進んでいった。
== 歴史 ==

=== ゼンド・アヴェスター ===
ソグド人がもっとも古く現れているのは、『ゼンド・アヴェスター』(アヴェスターに付けられた注釈、en)であるとされている。イランの最高神オルムズが自らの創った国々の名を挙げている中で、「スグドの地のガウ」という言葉が出てくる。また、『ヤシュト書』にも出てくる〔護雅夫岡田英弘『民族の世界史4 中央ユーラシアの世界』p91〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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