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ゼータポテンシャル : ミニ英和和英辞書
ゼータポテンシャル[てん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
テン : [てん]
 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten

ゼータポテンシャル ( リダイレクト:ゼータ電位 ) : ウィキペディア日本語版
ゼータ電位[ぜーたでんい]

ゼータ電位(ゼータでんい、zeta potential)とは、電気二重層中の滑り面と、界面から充分に離れた部分との間の電位差のことである。
== 概要 ==
溶液に別の(例えば電極コロイド粒子)が接触したとき、その界面では表面荷電に対する対イオンにより電気二重層が形成され電位差(イオン濃度勾配)が生じる。
溶液に対して接触した相が相対的に運動しているとき、接触相の表面からある厚さの層にある溶液は粘性のために接触相とともに運動する。
この層の表面(滑り面)と界面から充分に離れた溶液のバルク部分との電位差をゼータ電位という。
正式には界面動電電位(かいめんどうでんでんい、electrokinetic potential)と呼ぶが、記号\zeta\ で表すことが一般的であることから、ゼータ電位と呼ばれることの方が多い。
理論的には界面の電位差として、接触した相の界面と溶液の界面から充分に離れた部分との電位差である表面電位、接触した相のヘルムホルツ面と溶液の界面から充分に離れた部分との電位差であるシュテルン電位が定義されるが、これらを実測する測定法は現在のところ存在しない。これに対してゼータ電位は電気浸透電気泳動などの方法により実測することが可能であり、界面の電位差の代表値としてよく用いられる。ヘルムホルツ面は界面のイオンの拡散層の始まりの位置を表すことから、この面より外側のイオンの界面への束縛は小さくなっているものと考えられる。このことからゼータ電位はシュテルン電位とほぼ同じ値か若干それよりゼロに近い値を持つものと想定されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゼータ電位」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Zeta potential 」があります。




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