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セーラーヴィーナス : ミニ英和和英辞書
セーラーヴィーナス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

セーラーヴィーナス ( リダイレクト:愛野美奈子#セーラーヴィーナス(セーラーV) ) : ウィキペディア日本語版
愛野美奈子[あいの みなこ]

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愛野 美奈子(あいの みなこ)は、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』、『コードネームはセーラーV』に登場する架空の人物。
声優は、テレビアニメ深見梨加〔第163話のみ住友七絵が代役。〕で、新作アニメCrystal伊藤静実写版は小松彩夏が演じた。
海外名はMina Aino(ミーナ・アイノ)。
原作での初登場は『コードネームはセーラーV』第1話「セーラーV誕生!」、テレビアニメでは『美少女戦士セーラームーン』第33話「最後のセーラー戦士、ヴィーナス登場」。
== 人物 ==
セーラーヴィーナスに変身する、うさぎより明るい金色のロングヘアーに、赤い大きなリボン〔リボンで髪型を整えることになったきっかけは、『セーラーV』で想いを寄せていた東先輩(正体はダーク・エージェンシー構成員「ナルキッソス」)から薦められたからである。〕が特徴の少女。セーラーVの正体でもある。セーラーヴィーナスとして登場するのは太陽系内部戦士の中では最後だが、すでにセーラーVとして第1話から登場し、活躍の噂が流れていた。すなわち、実質的には最初に覚醒したセーラー戦士でもある。原作では基本的に東京で活躍していたが、テレビアニメ版ではイギリスロンドンでも活躍していた。
港区芝公園(麻布十番に近い実在の地名)の近辺に住み、当初は港区立芝公園中学校に通っていた。高校はうさぎたちと同じ十番高校へ進学した。家族構成は両親との3人暮らし(『コードネームはセーラーV』より)。テレビアニメ版では『S』以降、夏場はノースリーブに似た白いTシャツの上に青いオーバーオールを着用することが多くなっている。
原作、およびアニメ版ではうさぎに負けず劣らずのドジっ子で、アイドルを目指す陽気で元気な爆走少女として描かれている。うさぎと容姿、性格も似ており、お馬鹿コンビとしての演出例も多い。登場初期は唯一前世の記憶を知っていたことや戦闘歴の長さなどから、頼れるお姉さん的な側面もそれなりに描かれていたが、徐々にうさぎ同様の「明るいおバカ」キャラへと戻っていった。
成績はやはりうさぎ並みに良くないが〔高校ではうさぎの赤点仲間。〕、運動神経は抜群で体育だけは好成績。中学1年の頃からバレーボール部に所属していた。テレビアニメ版では英語も得意なようであり、プリンセス修行をすると言い出したうさぎから英語を教えてほしいと頼まれたこともある(これは、セーラーV時代にイギリスにいたためと思われる)。かつて、お巡りさんにイタズラをしたことで怒られてお巡りさんが苦手になった。原作・アニメ共に惚れっぽくもあり、テレビアニメ版ではタイガーズアイとホークスアイが変装する男性に二股をかけていたこともある。しかし『セーラーV』やテレビアニメ版では悲恋を経験していたりと大人な恋愛をしている人物とも言える。
うさぎとキャラクターが被っていて、一人だけお付きの猫がいたのは、元々『セーラームーン』の原案となった作品『コードネームはセーラーV』の主人公だからである。作品世界統合により、アルテミスによってセーラーVとして目覚め、単独で行動していた経歴が第1話から伏線として張られている。また、類似を逆手に取って原作・実写・新作アニメCrystalではプリンセスの「影武者」設定があった。うさぎとの顕著な差異は、「異様に前向きな姿勢」と「変身前から常人離れした身体能力」である。テレビアニメ版においても、キャラクターデザイナーは「どちらが月のプリンセスなのか」と気を持たせる演出に備え、美奈子の瞳をうさぎと同じ指定にしたが、テレビアニメ版ではヴィーナス=美奈子が初登場した次の回で本物のプリンセスが登場したため、この工夫は生かされなかった。しかし、第102話では、変身ブローチを奪われて敵に正体を知られそうになったうさぎを助けるため、変身ペンでセーラームーンに変身してうさぎの窮地を救うという活躍が描かれた〔仲間のフォローによって何とかごまかし通せたものの、視聴者には明らかにニセモノとわかる外見であり、カオリナイトは訝しがり、うさぎ本人も絶句していた。〕。
原作、アニメ、実写版のいずれでも、太陽系内部戦士のリーダーであると明言されている。プリンセスの影武者を務めるだけあって体力もあるのか、テレビアニメ第78話では月野家の塀の上から二階ベランダにジャンプした。第100話ではバレー部時代の友人・浅井努に恋をするが、彼には既に恋人がいたことを知ってショックを受ける。しかし彼がダイモーン・ハイキューンにピュアな心の結晶を奪われた際、ハイキューンが投げた心の結晶を得意の回転レシーブで受け止め、正体に気付かれたことがある。第106話ではほかのメンバーとともに白樺高校の見学に行った際、そこで出会ったエルザ・グレイからまことともども、「二人とも陸上向き」と評された。第109話ではユージアルに背後から不意討ちという形でピュアな心の結晶を抜き取られた際、気絶せずにそのまま結晶を抱きかかえ、公園からビル内部の駐車場まで全力疾走してみせるという、荒業とも言うべき離れ技を披露した。また、第141話ではホークスアイとタイガーズアイに二人がかりで施された封印を自力で破って〔この封印は普通は自力で破るのは無理らしい。〕セーラーヴィーナスに変身。アルテミスも絶句するほどの非常識な力を時として発揮し、やはり戦士としての経験やいざというときのパワーは、他の戦士の追随を許さないほど高いようである。
なお、他のセーラー戦士たちと違って唯一苗字に自身の守護星の名前が入っていないが、名前を音読みすると「びなす」になり、ビーナス、ヴィーナスに近くなる。
うさぎのことは原作・新作アニメCrystalでは始めは「うさぎちゃん」、途中から「うさぎ」と呼んでいる。実写では始めから「うさぎ」、テレビアニメでは「うさぎちゃん」と呼んでいる。原作では「Vちゃん」(第2期まで)、「美奈」、「美奈P」(うさぎから)などと呼ばれている。また、実写では後半まで他の戦士を戦士名で呼び、うさぎからは初めはフルネーム、後に「美奈子ちゃん」と呼ばれている(他の戦士からは基本的に「ヴィーナス」と呼ばれる)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「愛野美奈子」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sailor Venus 」があります。




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