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セイヨウフキ : ウィキペディア日本語版
セイヨウフキ

セイヨウフキ(西洋蕗、学名:''Petasites hybridus'')は、キク科フキ属植物
ヨーロッパでは今も昔も、子供たちがセイヨウフキの葉を帽子にして遊ぶといわれているが、そもそもフキ属学名であるペタシテス ''Petasites'' も、古代ギリシャの医師ペダニウス・ディオスコリデスが、その大きな葉が羊飼いの着用する雨よけ用の大きなフェルト帽ペタソス (petasos) に似ていることから名づけたといわれている。
また、植物の葉には抗菌物質や抗酸化物質が含まれていることは昔から知られているが、ヨーロッパではかつて、気温の高いときにセイヨウフキの大きな葉でバターを包んでいた。英語の一般名称であるバターバー (Butterbur) もそこからきているといわれている。
古くは2000年以上前のギリシャ時代から、民間薬として使用されていた記録があり、ヨーロッパにおいては歴史の長いハーブである。
現在では「片頭痛」「鼻づまり、花粉症」「尿管の炎症」などを改善させる効果が科学的に検証され利用されているが、急性肝炎肝不全になる可能性が報告されたため、日本の厚生労働省2012年2月に消費者に摂取を控えるよう呼びかけた。
== 形態 ==
セイヨウフキはヨーロッパ全域とアジア北部に分布する、高さ1mになる多年草である。
淡桃紫色の花を大型の穂状花序中につける。地上部は夏に、根は春から秋に採取される。
セイヨウフキと日本各地に自生しているフキは形が似ているが、同属別種である。ルバーブとも似ているが、ルバーブはタデ科なので近縁ではない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セイヨウフキ」の詳細全文を読む




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