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ジョン・H・パーカー : ミニ英和和英辞書
ジョン・H・パーカー[じょんえいちぱーかー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

ジョン・H・パーカー : ウィキペディア日本語版
ジョン・H・パーカー[じょんえいちぱーかー]

ジョン・ヘンリー・パーカー(John Henry Parker, 1866年9月9日 - 1942年10月14日)、通称ガトリングガン・パーカー(Gatling Gun Parker)は、アメリカ陸軍軍人米西戦争におけるサンティアーゴ・デ・クーバ戦線で活動した第V軍団ガトリングガン支隊の指揮官として知られる。最終階級は准将〔''Veteran Tributes: John H. Parker '', retrieved 2 May 2012〕。
==若年期==
ジョン・ヘンリー・パーカーはミズーリ州セデーリアの小さな町で生まれ育った。彼は地元の下院議員からの推薦を受けて陸軍士官学校に入学する。1892年には卒業し、〔Tucker, Spencer C., ''The Encyclopedia of the Spanish-American and Philippine-American Wars'', Santa Barbara CA: ABC-CLIO Press (2009), p. 237〕に少尉として配属される。同僚からは「ブラッキー」(Blackie)のあだ名で親しまれた。
パーカーに与えられた任務は機関銃支隊に配属される新兵の訓練であった。1890年代のアメリカ陸軍は機関銃に大きな価値を見出しておらず、機関銃支隊はしばしば将校の左遷先として扱われていた。それにも係わらず、パーカーは熱心に任務を遂行し、1892年6月11日には中尉に昇進する。
当時、陸軍の野砲や弾薬はその全てが使役動物(多くは)によって運搬された。鉄道から離れた地点への唯一の兵站手段であった使役動物は、馬車や重ワゴンを牽引している場合は特に1500ヤード以下の距離からの近代的野砲による砲撃に対し極めて脆弱であった。黒色火薬を用いる短射程の古典的野砲しか備えぬアメリカ陸軍砲兵隊は、近代的野砲による対砲兵射撃に対抗出来なかったのである。これはアメリカだけではなく世界各国の軍人を悩ませていた。
1897年、パーカーはこの問題について検討し、先進的な機動機関銃支隊戦術に関する論文を陸軍参謀本部へ提出した。これは砲兵や輸送隊から独立した、小型の荷車や馬車に十分な銃弾と軽量機関銃を搭載した部隊を編成し、敵砲兵から標的にされる前に再配置を繰り返しつつ射撃を行い、輸送隊及び使役動物を護衛するという構想であった。この機関銃支隊はまったく独立した部隊として運用され、自軍砲兵隊が敵を有効射程に捉えるまで援護し続けるという役割が与えられる事になっていた〔Parker, John H. (Lt.), ''The Gatlings At Santiago'', Middlesex, U.K.: Echo Library (reprinted 2006), p. 40〕〔Tucker, Spencer C., ''The Encyclopedia of the Spanish-American and Philippine-American Wars'', Santa Barbara CA: ABC-CLIO Press (2009), p. 237〕。パーカーの提案した戦術は、当時防衛用装備に過ぎなかった機関銃を攻撃的に用いる最初の試みであったが、陸軍がパーカーの論文を採用する事はなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョン・H・パーカー」の詳細全文を読む




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