翻訳と辞書
Words near each other
・ ジョルジュ・ダンダン
・ ジョルジュ・ダンテス
・ ジョルジュ・ダントン
・ ジョルジュ・ダンドロ
・ ジョルジュ・ダンドロー
・ ジョルジュ・チャコ
・ ジョルジュ・ツィピーヌ
・ ジョルジュ・ティエリ―
・ ジョルジュ・テヤンディエ
・ ジョルジュ・テュニス
ジョルジュ・デュアメル
・ ジョルジュ・デュビー
・ ジョルジュ・デュメジル
・ ジョルジュ・デ・キリコ
・ ジョルジュ・トゥール
・ ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
・ ジョルジュ・ドフランドル
・ ジョルジュ・ドリュリュー
・ ジョルジュ・ドルリュー
・ ジョルジュ・ドン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ジョルジュ・デュアメル : ミニ英和和英辞書
ジョルジュ・デュアメル
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ジョルジュ・デュアメル : ウィキペディア日本語版
ジョルジュ・デュアメル

ジョルジュ・デュアメルGeorges Duhamel1884年6月30日 - 1966年4月13日)は、フランスユマニスムの作家、詩人。小説『パスキエ家の記録』、『サラヴァンの生涯と冒険』などの作者。レジオンドヌール勲章グランクロワ(一等)を受けた。
== 経歴 ==
パリ13区に生まれ、移り気な父のため、幼少期に転居を繰り返しながら、12歳の頃から詩作し、1900年には小説も書いた。1901年、大学入学資格試験を通過し、1902年医学大学へ進んだ。
1902年頃、シャルル・ヴィルドラック、ルネ・アルコス(René Arcos)らの若手作家を知った。しばしば近隣諸国に遊ぶ一方、学資稼ぎもした。
1906年秋からの14ヶ月間、ヴィルドラック、アルコスほかの詩人・作家・画家・音楽家・印刷工らと、パリ南東クレテイユの古家を改造した『クレテイユの僧院』(Abbaye de Créteil)に籠もって、出版で自活しようとする理想主義的文学共同生活を営み、ジュール・ロマンも参加した。『アベイ派』と呼ばれた。1907年、詩集『伝説、戦闘』を『僧院』から出版した。アベイ派仲間との交流は、その後も続いた。
1909年、卒業して医学博士となり、製薬の研究所に勤務し、また、文芸雑誌『メルキュール・ド・フランス』の詩歌批評欄を担当した。この年、女優ブランシュ・アルバーヌと結婚した。
1914年からの第一次世界大戦には、志願して野戦外科医となり、約4年間に数千件の手当をした。その体験を、1917年の『殉難者の記録』と1918年の『文明』とに纏め、後者によりゴンクール賞を得た。その後、機械文明や画一主義よりはユマニスムの寛容を尊ぶべし、とする文筆活動を続けた。
1927年のソヴィエト旅行、1929年のアメリカ旅行の見聞を、『モスクワの旅』と『未来生活情景』とに纏め、前者の画一主義と後者の機械主義文明を批判した。
1935年から1938年まで、『メルキュール・ド・フランス』の主筆を勤めた。
1935年10月、『人民戦線賛成』の署名を拒否した。11月、アカデミー・フランセーズの会員に選ばれた。風雲急なヨーロッパ各国で、技術的発展にでなく人間の心に基づく文明を、説いた。
ナチス占領期の1941年、ルイ・アラゴンらが『フランス文学者委員会』(Comité National des E'crivains)への入会を要請したのに応じなかった。1942年、ドイツ占領軍に全著作の発売禁止処分を受けた。
1944年、パリ解放後、漸く『フランス文学者委員会』へ入会したが、その排他性を嫌い、1946年脱会した。
1950年、左翼のルイ・アラゴンと論争し、彼に非難された。
1952年、読売新聞の招待で、訪日した。
その後も文筆活動を続けたが、1960年健康を損ね、1966年4月、ヴァル=ドワーズ県ヴァルモンドア(Valmondois)の別荘で、81年余の生涯を閉じた。
生前、次の肩書も持った。
* 1937年 - 1949年:フランス語普及のための、『フランスの友学院』(Alliance française)院長。
* 1937年 - :『医学アカデミー』(Académie de médecine)会員。
* 1939年9月からの第二次世界大戦初期:国立ラジオ放送局最高顧問。
* 1944年 - 1946年:アカデミー・フランセーズ臨時書記長。
* 1944年 - :『精神・政治科学アカデミー』(Académie des Sciences Morales et Politiques)会員。
シャルル・ヴィルドラックは、姉の夫である。作曲家のアントワーヌ・デュアメル(Antoine Duhamel)は、息である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョルジュ・デュアメル」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.