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シンセサイザー奏者 : ミニ英和和英辞書
シンセサイザー奏者[しんせさいざーそうしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

シンセサイザ : [しんせさいざ]
 【名詞】 1. synthesizer 2. synthesiser, (n) synthesizer/synthesiser
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
奏者 : [そうしゃ]
 【名詞】 1. instrumentalist 2. player 
: [もの]
 【名詞】 1. person 

シンセサイザー奏者 : ウィキペディア日本語版
シンセサイザー奏者[しんせさいざーそうしゃ]
シンセサイザー奏者(シンセサイザーそうしゃ)とはシンセサイザーを演奏する音楽家のこと。シンセシスト
他の楽器の奏者との違いは、実際に演奏用インタフェース(通常は鍵盤)を扱う技能だけではなく、音色作成機能を操作したり周辺機器を使用して音響効果を使うという技能が要求されること。また、他の楽器と違ってミュージックシーケンサーによる自動演奏機能があるため、必ずしも他の楽器に見られるような練達した楽器演奏を必要としてはいない。そのため、練達を必要とする他の楽器のプレイヤーから、時に否定的な発言を浴びせられることがある。しかし楽器の扱いについて基本が出来ていなくて大成することは、やはり無理であることは他の演奏者と変わらない。
== 音響的技能を併せ持つ演奏者 ==
「シンセサイザー奏者」と一口に言っても、その能力的側面は二つに分けることができる。ひとつは鍵盤演奏の技術的能力(テクニック)に優れた能力。これはキーボーディスト、キーボード奏者、キーボード・プレイヤーと呼ばれる人たちが持っている能力と同じ能力である。そしてもうひとつは、ひとつの音楽を構成するパートの音や楽曲全体の鳴り響きをデザインする能力。
前者は音楽を演奏する中の一人の演奏者の役割を持つのに留まるが、後者は演奏する音のデザインはもちろん、作曲または楽曲全体のグランド・デザインを描くことまで含まれ、その楽曲のイメージを楽曲の複数のパートまたは全パートに至るまでシンセサイザーを使い音響技術的手法を駆使して創り上げる。その両方を兼ね備えている人もあれば、どちらか一方に主に長けている人もある。
シンセサイザーはその楽器の特徴として他の楽器の様に「固有の音」をまったく持たない。それゆえシンセサイザーは楽器という面の他に「音響装置」という面もある(1970年代後半にはシンセサイザーが楽器であるかどうかという論議も喧々諤々になされた)。そうしたシンセサイザー特有の性質もあって、演奏や作曲への活用には音響的なセンスと決定の能力が必要となる。そうした理由から、楽曲の進行と音響に関して総合プロデューサーアレンジャー、マエストロ(演奏指揮者)の様な能力を併せ持つことを要求される。こうした点からシンセサイザー奏者は他の楽器奏者とは異なる特徴を持つ。
例えば、シンセサイザーで演奏する音の性格ごとに大別したカテゴリーには、リードベースパッドパーカッション、エフェクツ(効果音)などに大別されている。このカテゴリーは1990年代に登場するシンセサイザーから徐々に定着し始めたものの、現在もなお画一的に定まっておらずサウンドを創るシンセサイザー奏者、サウンド・デザイナー、シンセサイザーのメーカーなどが音創りの際にそれぞれ必要に応じて任意にカテゴリーを分けているのに過ぎないが、その分類の根拠はどの人も音の性質や性格を考慮して定める傾向を持っている。このカテゴリーの分類判断とカテゴリーの中にある音の仕分け分類を見ても、シンセサイザーが音楽創作に多様で総合的な性質を持っていることが読み取れるのと同時に、シンセサイザー奏者がそうしたシンセサイザーの特徴や性質に対応できる幅広い音響技術的な能力が必要になることがわかる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シンセサイザー奏者」の詳細全文を読む




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