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シノルニトサウルス : ミニ英和和英辞書
シノルニトサウルス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


シノルニトサウルス : ウィキペディア日本語版
シノルニトサウルス

シノルニトサウルス(''Sinornithosaurus'' "中華鳥トカゲ"の意味)は現在の中国にある義県累層(en)の白亜紀前期アプチアン前期の地層から発見された羽毛を持つドロマエオサウルス科の恐竜の属である〔Swisher, Carl C., Wang, Yuan-qing, Wang, Xiao-lin, Xu, Xing, Wang, Yuan. (1999). "Cretaceous age for the feathered dinosaurs of Liaoning, China". ''Nature'' 400:58-61 1 July 1999.〕 。1999年までに発見された5番目の鳥でない羽毛恐竜である。最初の標本は遼寧省西部四合屯地区で収集された。収集地は義県累層九佛堂層に属し1億2450万年前の地層である。また別の標本がより新しい時代の大王仗子層の1億220万年前の地層から発見されている。徐星により記載と系統解析が行われ、原始的なドロマエオサウルス科の属であると示されている〔Xu, Xing, Wang, Xiao-Lin, Wu, Xiao-Chun. (1999) "A dromaeosaurid dinosaur with a filamentous integument from the Yixian Formation of China" "Nature" 401:262-266 16 September 1999.〕 。また徐星によれば頭部と肩の特徴は始祖鳥や他のアヴィアラエに類似している。これらの2つの事実は初期のドロマエオサウルス科のメンバーは後期のドロマエオサウルス科よりも鳥と似ていたことを示す。この事実は鳥が恐竜から進化したという説に対する批評家達による論争を起こした、つまりほとんどの鳥に似た恐竜は最初期の鳥よりも後に現れたということだ(時系列の矛盾)〔Xu, Xing, Wu, Xiao-Chun. (2001). "Cranial morphology of ''Sinornithosaurus millenii'' Xu ''et al.'' 1999 (Dinosauria:Theropoda:Dromaeosauridae) from the Yixian Formation of Liaoning, China". ''Canadian Journal of Earth Sciences'' 38:1739-1752 (2001)〕。
シノルニトサウルスはドロマエオサウルス科の中で最小で、体長は90 cmほどである〔Holtz, Thomas R. Jr. (2011) ''Dinosaurs: The Most Complete, Up-to-Date Encyclopedia for Dinosaur Lovers of All Ages,'' Winter 2010 Appendix. 〕。
==記載==

===羽毛===

シノルニトサウルスの標本には体を覆うものと、翼を形成するものの双方の羽毛の印象が保存されていた。これらの羽毛は同じ化石発掘地で見つかる他のアヴィアラエのものと見分けがつかない〔 。体を覆う羽毛は長さが3-4.5 cmほどで2種類の型がある:1つ目の型は房になっていて現生の鳥のダウンに似ている。腕に生えているもの含む第二の型は現代の鳥の羽根と同じような構造で、主軸(羽軸)に沿って並ぶ細かいフィラメント(羽枝)の列で構成されている。しかし、飛ぶ鳥の翼にある羽根と違って、こららには風切羽が連続した羽根を形成するためにに持つ、小さなフックのある二次枝(小羽枝)を持っていなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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