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サブク・ティギーン : ミニ英和和英辞書
サブク・ティギーン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サブク・ティギーン : ウィキペディア日本語版
サブク・ティギーン[ちょうおん]
サブク・ティギーン(? - 997年/98年)は、ガズナ朝の第4代君主(在位977年 - 997年/98年)。ガズナ朝の創始者アルプテギーンにグラーム(軍人奴隷)として仕えた。
彼の治世以後のガズナ朝は、世襲制の王朝となり、事実上のガズナ朝の創始者とされている〔清水宏祐「イラン世界の変容」『西アジア史 2 イラン・トルコ』収録(永田雄三編、新版世界各国史、山川出版社、2002年8月)、80頁〕。
== 生涯 ==
サブク・ティギーンは、ホラーサーン地方の総督に任命されたアルプテギーンによって購入された〔勝藤猛「アルプ・テギン」『世界伝記大事典 世界編』1巻、263頁〕。セルジューク朝ニザームルムルクが著した『統治の書』は、サブク・ティギーンは購入されてから3日後に天幕長に抜擢されたと伝えている〔。サブク・ティギーンは頭角を現していき、18歳のときに200人を指揮する兵隊長の地位にあった〔。作法、狩り、ポロ弓術などでサブク・ティギーンはアルプテギーンの流儀に従い、アルプテギーンの民衆や部下に寛大な態度で接する点も見習った〔。
ボリティギーンの在位中にガズナの元領主ラウイークが反乱を起こした時、サブク・ティギーンが反乱を鎮圧した。977年にサブク・ティギーンはガズナ朝の君主の地位を継いだ。
即位後、インドパンジャーブ地方に侵入し、ラージプートを中心とするインド諸王の連合軍を撃破、インド北方の要衝であるペシャーワルを占領した。サーマーン朝支配下のトランスオクシアナで起きた反乱の鎮圧を援助し、994年にサーマーン朝のよりホラーサーン地方の総督に任命された〔佐藤「ガズニー朝」『アジア歴史事典』2巻、173-174頁〕。サブク・ティギーンとサーマーン朝の主従関係は名ばかりものものであり、既にサブク・ティギーンはサーマーン朝に優る実力を有していた〔。
サブク・ティギーンは子のイスマーイールを後継者に指名して没するが、イスマーイールはサブク・ティギーンの長子マフムードによって廃位される〔ブライヤン.K.グプタ「マフムード」『世界伝記大事典 世界編』10巻収録(桑原武夫編、ほるぷ出版、1981年6月)、417頁〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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