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コメット巡航戦車 : ミニ英和和英辞書
コメット巡航戦車[こめっとじゅんこうせんしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

巡航 : [じゅんこう]
  1. (n,vs) cruise 2. cruising 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦車 : [せんしゃ]
 【名詞】 1. tank (military vehicle) 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

コメット巡航戦車 : ウィキペディア日本語版
コメット巡航戦車[こめっとじゅんこうせんしゃ]

巡航戦車 コメット(A34)(Cruiser Tank Comet (A34))は、第二次世界大戦後期に登場したイギリス軍の巡航戦車である。
== 概要 ==
北アフリカ戦線でドイツのティーガーI重戦車に遭遇し、またIV号戦車の火力も強化されて苦戦したイギリス軍は、従来の巡航戦車やアメリカからレンドリースされていたM4シャーマン戦車の力不足を痛感していた。巡航戦車の火力増強型としては、クロムウェル巡航戦車17ポンド砲を搭載した巡航戦車 チャレンジャー(A30)が開発されていたが、開発が大幅に遅れた上、車体サイズと重量のバランスが悪く、シャーマンに同じ砲を搭載したファイアフライに比べて少数の使用に止まった。
一方、17ポンド砲を開発したヴィッカース・アームストロング社は、これを短縮し50口径にして、3インチ高射砲用の短い薬莢と17ポンド砲用の弾頭を合わせた砲弾を用いるHV(High Velocity)75 mm 砲を1943年に試作していた。これは75mm砲と命名されながらも実際の口径は76.2 mm で、同口径でも使用砲弾の異なる他の砲があるため、補給上の混乱を防ぐためであったが、最終的には77 mm HV(高初速砲)と呼ばれることとなった。この砲は同時代のドイツ主力戦車であるパンターの主砲である70口径75 mm砲にも匹敵する威力を持っていた。
この砲の開発の成功により、A27セントーおよびクロムウェル巡航戦車を生産中のレイランド社が、クロムウェルをベースとし、77 mm HV砲を搭載した発展型を開発することとなった。こうしてイギリス軍は、ようやく火力・装甲・機動力のバランスがとれた国産戦車を手に入れることができたのである。
本車の生産はクロムウェルの生産に係わったメーカー(レイランド社、イングリッシュ・エレクトリック社、ジョン・ファウラー社、メトロポリタン・キャメル貨客車製造社)によって戦後も続けられ、最終的に1186輌が完成した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コメット巡航戦車」の詳細全文を読む




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