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ケンムン : ウィキペディア日本語版
ケンムン

ケンムンまたはケンモンとは、奄美群島に伝わる妖怪。土地ごとに相違があるものの、概ね河童や沖縄の妖怪であるキジムナーと共通する外観や性質が伝えられている〔多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社〈Truth in fantasy〉、1990年、127-129頁。ISBN 978-4-915146-44-2。〕〔村上健司 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、154-155頁。ISBN 978-4-620-31428-0。〕。
== 概要 ==

=== 外観・能力・習性 ===
姿は5~6歳の小さな子供のようで〔、顔つきは犬、猫、猿に似ている〔、目は赤く鋭い目つきで、口は尖っている〔、臭い涎を垂らしており、その涎には燐が混じっているために青く光っている〔草野巧、戸部民夫 『日本妖怪博物館』 新紀元社、1994年、111-112頁。ISBN 978-4-88317-240-5。〕。髪は黒または赤のおかっぱ頭で〔、頭には河童のように皿があるともいい、その皿には油(または水〔)が入っている〔。
肌は赤みがかった色で〔、全身に猿のような体毛がある〔。左右の腕が体内で繋がっており、片方の腕を引っ張るとそのままもう1本の腕ごと抜けてしまうというが、これは河童と同様であり、河童の伝承が影響したものといわれる〔。体と不釣合いに脚が細長く、膝を立てて座ると頭より膝の方が高くなるほど〔。体臭は山芋の匂いに似ている〔。
姿を変える能力を持っており、見た相手の姿に変化したり、馬や牛に化けたりする。周囲の植物などの物に化けたり、姿を消して行方をくらますこともできる〔。
ガジュマルの木を住処としており、木の精霊ともいわれる。この木を切ると、復讐として目を突かれて腫れ上がってしまい、失明寸前の重傷を負うこともある〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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