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ケリー・フォン・エリック : ミニ英和和英辞書
ケリー・フォン・エリック[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ケリー・フォン・エリック : ウィキペディア日本語版
ケリー・フォン・エリック[ちょうおん]

ケリー・フォン・エリックKerry Von Erich、本名:Kerry Gene Adkisson1960年2月3日 - 1993年2月18日)は、アメリカ合衆国プロレスラーニューヨーク州バッファロー出身。鉄の爪フリッツ・フォン・エリックの息子(四男。レスラーのフォン・エリック兄弟としては三男)。
WWF(現・WWE)ではテキサス・トルネードTexas Tornado)のニックネームでも活躍した。日本では「虎の爪」の異名を持つ。
娘のレイシー・フォン・エリックも女子プロレスラーであり、2007年にWWE傘下団体のFCWでデビューしている。
== 来歴 ==
血筋を背負い1979年にプロレスラーとしてデビュー。父が主宰する地元ダラスのWCCW(World Class Championship Wrestling)を主戦場に、ベテランのアーニー・ラッドマーク・ルーインザ・グレート・カブキらに揉まれてキャリアを積み、同世代のジノ・ヘルナンデスキングコング・バンディファビュラス・フリーバーズらとの抗争を通し次代のスター候補として期待を寄せられる。
1983年1月23日にはミズーリ州セントルイスハーリー・レイスを破り、NWA世界王者への登竜門とされたミズーリ・ヘビー級王座を獲得。同年3月に全日本プロレスに初来日している。
1984年5月6日、テキサス・スタジアムでの兄デビッド・フォン・エリックの追悼興行においてリック・フレアーを撃破、第67代NWA世界ヘビー級王者となる。同年5月、王者として全日本プロレスに来日し、5月22日に東京でジャンボ鶴田の挑戦を退けるが、5月24日の横須賀で前王者フレアーに敗れて王座転落。
1985年10月からは新日本プロレスに来日するようになり、兄ケビンと組んで藤波辰巳&木村健吾WWFインターナショナル・タッグ王座に挑戦している。翌年には前田日明とのシングルマッチも行われた。
1986年6月、オートバイ事故を起こし右足を切断する重傷を負う。一時は再起不能とされたが、義足を付けて1987年に奇跡的にカムバックを果たした(しかし、この事故によりペインキラー依存症となる)。
カムバック後の1988年には本拠地のWCCWにて、NWAアメリカン・ヘビー級王座の後継タイトルであるWCWA世界ヘビー級王座を獲得。以降、当時のAWA世界ヘビー級王座ジェリー・ローラーと、王座統一を賭けた「テキサステネシー」の抗争を繰り広げた。タイトルは勝者ローラーによって統一され、1989年よりUSWAユニファイト世界ヘビー級王座と改称。WCCWもローラーとジェリー・ジャレットが主宰していたテネシーCWAとの合併でUSWAとして再出発するが、1990年9月に興行収益を巡るトラブルでテネシー派と袂を分かつ。
ケリーもUSWAを離れ、1990年夏よりWWFに参戦。8月27日のサマースラムではミスター・パーフェクトからインターコンチネンタル・ヘビー級王座を奪取した。WCCWでの盟友でもあったアルティメット・ウォリアーともタッグを組み、同年11月のサバイバー・シリーズではウォリアー&リージョン・オブ・ドゥームと "The Warriors" を結成して出場。WWFには1992年まで所属し、退団後はテキサスのインディー団体を転戦した。
1993年コカインの使用により起訴される。他のドラッグ使用による執行猶予中だったこともあり、2月18日に実刑を伴う有罪が確定。同日、自宅にて(当所では有罪が確定した人物には1日の執行猶予が与えられる)ピストルで自らの命を絶った。
2009年4月、フォン・エリック・ファミリーの一員としてWWE殿堂に迎えられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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