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ケトテリウム : ウィキペディア日本語版
ケトテリウム

ケトテリウム (''Cetotherium'') は新生代中新世前期 - 鮮新世後期にかけて生息したヒゲクジラ絶滅した鯨偶蹄目 - ヒゲクジラ亜目 - ケトテリウム科に属する。このケトテリウム科はナガスクジラ科の祖先を含むとされる。北アメリカヨーロッパアジアの海に生息した〔『絶滅哺乳類図鑑』 123頁〕。
== 形態 ==

体長約4mと小型のクジラである。現生のコククジラあるいはナガスクジラの小型版といった姿であったと推定される。部の骨は平坦であり、下面に鯨ひげに養分を運ぶ血管の孔が並ぶ〔。このヒゲはかなり短く荒かったとされ、おそらくはオキアミプランクトンあるいは小型の魚などを濾しとり、食料としていたと推定されている。頭骨は対象形で噴気孔は二つであったとされる。〔『恐竜博物図鑑』 185頁〕また、上顎を形成する骨が後方へくさび上に伸長するのが独特な形態である。このクジラの属するケトテリウム科は雑多な系統の寄せ集めであったが、現在この特徴を共有するクジラのみをケトテリウム科とし、単系統の分類群となる様再構成が行われつつある。〔『鯨類学』 40 - 41頁〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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