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クリー語 : ミニ英和和英辞書
クリー語[くりーご]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

クリー語 : ウィキペディア日本語版
クリー語[くりーご]
※当ページに記述されているクリー語を表示するには、フォントが必要です。クリー文化研究所のダウンロードページ でWindows版〔WindowsXP+firefox2.0.0.3で確認済み。Windows95ユーザーは、Internet Explorer5.0以上をインストールする必要があります。〕、山田言語センター(オレゴン州立大学) でマッキントッシュ版のフォントを手に入れることが出来ます。〔Macintosh版は動作確認していません。〕
インストール後、当ページかクリー語版ウィキペディア にて、動作確認できます。

クリー語は、アルゴンキン語族と近い関係にあり、カナダアルバータ州からラブラドールにかけて約50,000人の間で話されている言語である。
== 方言分類の基準 ==
※以下の文におけるカタカナでの発音表記は、日本語話者に簡易的に音声を知らせるもので、必ずしも現地語を忠実に再現していない。
;子音の
クリー語の地域語連続体(:ja:方言連続体 とリンク -->" TITLE=":en:dialect continuum">:en:dialect continuum)は、いくつかの区分に分かれる。オンタリオ州北部から、ケベック州北西湾岸部にかけて、 (日本語のシャ行に似た音、英語のsh音)と(sの音)の間に明確な区別があるが、西部・東部では区別しない。西部ではとのみ発音し、東部ではまたは(日本語のハ行の子音)のいずれかで発音される。
;長母音
北部の平原クリー語(Plains Cree)森林クリー語(Woods Cree)を含むいくつかの方言では、長母音(エー)と(イー)はひとつに集約される。ケベック州のチサシビ(Chisasibi)ワプマグストゥ(Whapmagoostui)では、長母音は、長母音(アー)に集約される。
しかし、クリー語諸方言のうち最もバリエーションに富んでいるのは、アルゴンキン祖語の
*l
に起源を持つ音である。下の表を参照(SKはサスカチュワン州、ABはアルバータ州、BCはブリティッシュコロンビア州、NTはノースウェスト準州、MBはマニトバ州、ONはオンタリオ州、QCはケベック州、NLはニューファンドランド・ラブラドール州
y方言の平原クリー語話者は自分たちの言語を nēhiyawēwin と呼び、森林クリー語話者は nīhithawīwin、湿原クリー語話者は nēhinawēwin と呼ぶ。これはスー語族の Dakota、Nakota、Lakota や古代教会スラヴ語の母音 ѣ (yat) の現代スラブ諸語への変化に見られる音の交替と同様である。
クリー語諸方言の音韻的なバリエーションのうち、もう一つ重要なものにアルゴンキン祖語における
*k
硬口蓋音化がある。オンタリオ・ケベック州境の東(アティカメク語を除く)では、アルゴンキン祖語の
*k
は前母音の前の位置で(「チーズ」の「チ」の子音)に変化している(上の表の「2人称代名詞(祖語の
*''kīlawa'')」を参照)。
クリー語の地域語連続体はしばしばクリー語とモンタニェ語に分けられる。クリー語には
*k から への変化を経ていない全ての方言が含まれる(ブリティッシュコロンビアからケベック)。他方、モンタニェ語の使用される地域(ケベックからニューファンドランド・ラブラドール)ではこの変化が起きた。この分類は言語学的な観点からは有用だが、「東部クリー語」がモンタニェ語となるため混乱を招きかねない。実用上は、クリー語とは通常正書法に音節文字を使用する諸方言のことであり(アティカメク語を含みカワチカマチ・ナスカピ語を含まない)、モンタニェ語という呼び名はローマ字を用いる諸方言に使われる(アティカメク語を含まずカワチカマチ・ナスカピ語を含む)。ナスカピ語という呼び名は一般にカワチカマチ語(y方言)とナトゥアシシュ語(n方言)を指す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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