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クリストフ・グラウプナー : ミニ英和和英辞書
クリストフ・グラウプナー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クリストフ・グラウプナー : ウィキペディア日本語版
クリストフ・グラウプナー[ちょうおん]

クリストフ・グラウプナーChristoph Graupner, 1683年1月13日 ハルトマンドルフ - 1760年3月10日 ダルムシュタット)はドイツ後期バロック音楽作曲家チェンバロ奏者。本名はヨハン・クリストフ・グラウプナーJohann Christoph Graupner)だが、本人は職業人として「ヨハン」を名乗ったことがなかった。
==生涯==
ザクセン公国キルヒベルク近郊のハルトマンドルフに生まれる。最初の音楽教育を、おじでオルガン奏者のニコラウス・キュースターより受ける。ライプツィヒ大学進学して法学を専攻。その後、聖トーマス教会カントルヨハン・クーナウのもとで音楽学習を完成させた。
1705年ライプツィヒを去り、ラインハルト・カイザーの指揮するハンブルク歌劇場のチェンバロ奏者に就任した。同歌劇場のオーケストラには青年時代のヘンデルヴァイオリン奏者として加わっていた。同地では演奏活動に加えて、カイザーと3作品を共作し、北ドイツにおいて最も人気のあるオペラ作曲家の一人となった。グラウプナーの生前にライプツィヒの新聞が行った当時の作曲家の人気投票では、1位はテレマン、2位はヘンデルで、グラウプナーは3位とされている(ちなみにバッハは7位であった)。
1709年ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽団に地位を得て、1711年には宮廷楽長に昇進した。グラウプナーは生涯この地で過ごし、宮廷礼拝堂への宗教曲の提出を第一の責務として作曲を続けた。ダルムシュタット時代はほぼ半世紀の長さにわたっており、1754年失明してから6年後に他界するまでの間は静かにつつましく余生を過ごしたという(ちなみに同世代のヘンデルバッハも晩年に失明している)。
==バッハとの関係==
1722年に彼の師であったクーナウが死去すると、翌年ライプツィヒの市参事会は後任のトーマス教会カントルの候補者としてまずテレマンを指名したが、テレマンが辞退したため、次の候補者としてグラウプナーが指名された。しかし、グラウプナーの雇用主であったヘッセン=ダルムシュタット方伯エルンスト・ルートヴィヒがグラウプナーの移籍を許さなかったため、最終的にカントルの職はバッハへ舞い込むことになった。ちなみに、ヘッセン=ダルムシュタット方伯はグラウプナーをライプツィヒへ移籍させないために、グラウプナーの給料を大幅に増額することも厭わなかったという。
グラウプナーは、バッハがトーマス教会カントルの職を受諾したことを知ると、1723年5月4日にライプツィヒの市参事会に宛てて推薦の手紙を書き、バッハの優れたオルガン演奏能力と宗教曲作曲の練達した手腕を称賛し、バッハがこの職務を忠実に遂行するにふさわしい人物であると保証した(''Johann Sebastian Bach: The Learned Musician'' by Christoph Wolff, W.W. Norton & Company, New York & London, 2000, p 224) 。グラウプナーがこのようにバッハを積極的に推薦した行動を見る限り、少なくともグラウプナーがそれ以前からバッハの音楽と人柄を熟知していたことは確実であり、彼が個人的にバッハとの交流を持っていたことは間違いないようである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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