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クォーツショック : ミニ英和和英辞書
クォーツショック[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クォーツショック ( リダイレクト:腕時計#クォーツショック ) : ウィキペディア日本語版
腕時計[うでどけい]


腕時計(うでどけい)は、ベルトによって手首に巻くことで携帯できる時計である。
== 概説 ==
ベルト(帯、バンド)に時計本体が結合・固定され、これを手首に巻いた状態で携帯でき、かつ視認できる小型の時計である。
英語では懐中時計()も含んでウォッチ()、あるいは特に区別する場合はリストウォッチ()と言う。日本語では「時計」で総称されているが、英語ではこれら以外の置時計掛時計といった身につけない時計はクロック()であり、日本でも業界ではもっぱらこの英語における分類に準じて扱われている〔たとえば、「シチズン」ブランドのクロック事業を担っているのは「リズム」だ、といったように。〕。
19世紀以降、携帯用の時計として一般的であった懐中時計は、時刻を読もうとするたびにわざわざポケットから取り出す(場合によってはさらに、風防ガラスを保護するための金属製の蓋を開ける)時間のかかる動作をしなければならなかったが、手首に巻いておけば、即座に時刻を読み取れるという利便性がある。また行動中に懐中時計を視認する場合、手のひらに持って視認する必要があり、時間確認の間は時計を持った手がふさがってしまうが、手首に巻いておけば視認の動作は一瞬であり、いつでも両手の手・指が全部使える。ただし、邪魔にならないような形で腕に時計を巻きつけるためには、時計を充分に小型化する必要があり、それは決して容易ではなかった。懐中時計に代わって本格的な普及が始まったのは20世紀に入ってからである。
当初は先行した懐中時計同様、ぜんまいばねを動力源とし、ヒゲゼンマイ・天符・ガンギ車・アンクルなどから成る脱進機を計時機構とする機械式時計であった。機械式腕時計は、懐中時計の生産で先行したスイスなどの国々が世界的な市場を占有し、1970年代までの主流であった。
これに対し、1960年代に腕時計として実用化された水晶発振計時のクォーツ式は、より高精度であり、また日本のメーカーの活動によって短期間で比較的安価に量産が可能となったことから、以降は圧倒的に多く普及することになった。21世紀初頭現在でも、大衆向けの実用腕時計の駆動方式はクォーツ式が一般的で主流である。ただし、旧来のぜんまい動力で動く機械式時計は、製造に手間がかかり製造コストが高く、結果としてわざわざ機械式を用いることは「希少性」を感じさせるので、現在では主として(実用性を主眼としない)「高級価格帯の製品」の機構として用いられている。なお、世界的には電池入手が容易でないなどの理由から機械式の腕時計が専ら用いられている地域も存在する。
最初は単に時刻を示す機能しかなかったが、その後さまざまな機能を付加させる試みが行われた。例えば、ストップウォッチ機能の付加(「クロノグラフ」)、月齢の満ち干を表示するもの、等々である。防水性を高める努力も行われ、ついには潜水用の腕時計も登場した(「ダイバーズウォッチ」)。
使う人により、どのような意図で腕時計を用いるかは異なる。時刻や時間を知るために用いるのが基本ではあるが、たとえば登山家・ダイバー・スポーツマンなどのためのモデルは、単なる時刻・時間の表示機能の他に高度な耐候性・耐久性・付加機能の付いた実用品である。他人に見てもらうためのファッション服飾)アイテム、一種の装身具として用いる人もいる。
時代が進むにつれ腕時計の大衆化と必需品化が進行し、20世紀末期には、先進国で職業を持つ人々の多くが腕時計をつけているような状況であった。近年では時計機能を内蔵した携帯電話スマートフォンが普及したことで、携帯できる時計の機能はそれで済ませ、腕時計を着用しない人が増え、販売数は減少傾向にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「腕時計」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Watch 」があります。




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