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ガッシュ・ベル ( リダイレクト:ガッシュ・ベルと高嶺清麿 ) : ウィキペディア日本語版
ガッシュ・ベルと高嶺清麿[たかみね きよまろ]

ガッシュ・ベル高嶺清麿(たかみね きよまろ)は、雷句誠漫画金色のガッシュ!!』及び同作を原作としたテレビアニメ『金色のガッシュベル!!』の登場人物。
== ガッシュ・ベル ==
- 大谷育江(第140話まで)→吉田小南美(第141話以降) / 摩味(サンデーCM劇場)
*本の色:赤
*人間換算年齢:6〜7歳
*身長:推定100〜110cm
*家族構成:父(魔界の王)・母(王妃)・兄(ゼオン)
*好きな食べ物:ブリ、清麿の母・華が作る手料理
*趣味:友達作り、バルカン遊び
本作の主人公。「魔界の王を決める戦い」の100人の王候補の中の1人。金髪や目の下の一本線、身に纏った紺色(初期では緑)のマントが特徴の魔物の少年。因みに、マントの下には何も着ておらず(アニメではTシャツと短パンを着ている)、魔界のクラスメイトからは裸の王様などと言われている。マントは高級な魔法の布で作られており、胸のブローチがある限り半永久的に再生し続け、魔力を通せば自由自在に伸縮して頑丈な盾にもなる(ゼオンに手紙で教えられるまでは使い方をまったく知らず、ただのマントとブローチとして身に着けていた)。髪に隠れて2本の小さな角が頭に生えているが、これは「バオウ」を受け継いだ者の証。
電撃系の術を使う。作中で確認できる魔物の中で唯一、ほとんどの術の発動中に気絶してしまう。基本的に呪文での攻撃中は本人の意志で向きを変えることができないため、清麿が抱えて向きを変えさせることで広範囲を攻撃する描写もある。ただし、「ラウザルク」や「バオウ・クロウ・ディスグルグ」などの、意識がなければ使えない呪文では気絶しない。嗅覚が一般的な魔物よりも優れている。
一人称は「私」で、「ウヌ」や「〜なのだ」などの貴族言葉が口癖〔この口癖は、雷句誠が最初に「ウヌ」と思いついたことから来ている。また、作中ではその言葉はゼオンいわく「ガッシュが3歳から使うようになった」らしい。〕。好奇心旺盛で、正義感が人一倍強い性格。前向きで情に篤い真っ直ぐな心は、かつて心を閉ざしていた清麿やティオ、魔界時代でのレインやウマゴン、千年前の魔物のアルムやパムーンにも良い方向で大きな影響を及ぼしている。雷句誠のブログによると恋心をまだ理解できておらず、ティオもコルルもただの友達である。ちなみに、結婚は「お父さんとお母さんになること」と考えている。踊りを見ると全般的にともに踊る愉快な面も持ち合わせている他、ティオや恵(異性)のいる前で堂々と全裸になって水浴びをするなど、恥知らずで無神経な部分もある。
ブリを異常なほど好み、丸ごと1匹抱えてバクバクと丸かじりして頭と骨を残して平らげたり、海で泳いでいるブリを泳いで捕まる。アニメ版では寿司屋で解体前のブリを勝手に食べてしまったり、劇場版ではパラシュートと間違えてブリを背負ってスカイダイビングするほどだった。
実は現魔界の王の息子であり、ゼオン・ベル双子の弟。生後まもなく父から「バオウ」を受け継いだが、「バオウ」の力を悪用されることを防ぐため、王族の身分を隠して庶民のユノに托される。しかし、物心ついた時にユノから冷酷な仕打ちを受け続けることになってしまう。3歳の時、ユノから本当の家族(親)がいないと聞かせられ、自身の孤独と絶望から一時は塞ぎ込んでしまたが、夜中に王家の使いとユノの会話を偶然聞き、両親と兄がいる事実を知ったことで希望を見出した。どんな時でも明るく過ごそうとし、家族に気付いてもらえるように見様見真似で貴族言葉を使うようになった(それ以前は少年の口調であり、一人称も「僕」だった)。表面上(特に学校生活)では天真爛漫で、ゼオン同様に厳しい現実の中で生きてきた。その一方、事情を知らないゼオンからは自分が貰うはずの「バオウ」を与えられ、苦しい努力をすることもなく「魔界の王を決める戦い」の候補者に選ばれたと誤解され、恨まれていた。
人間界に送り出された後、イギリスの森でゼオンに攻撃された挙句、魔界の記憶をすべて奪われ、瀕死状態だったところを清太郎に助けられる。その恩返しとして、清麿を鍛え直すために日本に大鷲に乗って来日。魔界では落ちこぼれだったため、戦い始めた頃は多くの魔物から真っ先に狙われたが、コルルとの一件で「やさしい王様」を目指すことを決意し、清麿とともに数々の戦いを経て魔界時代とは比べものにならないほど成長した。
ファウード内でのリオウ戦で清麿が瀕死状態になった時、一時的に体の色が変化して尋常でない力を発揮し、本が異常な光を発し、元々あった術の力が格段にパワーアップ(明確な根拠として、本に書かれているページの行がすべて書かれた状態で術が読めるようになるなど)して4つの強力な新しい術を覚えた。これは、清麿の「死」とそれをリオウに罵られたことでガッシュの心に強い憎しみが生まれ、ガッシュの中に眠っていた「バオウ」の雷の力が目覚めたことによる。真の姿になった「バオウ」に一度は心と身体を食われてしまうが、二度目には「バオウ」を使いこなしてゼオンに勝利し、彼と和解。奪われていた魔界での記憶を完全に取り戻した。最後には暴走したファウードを止めるため、ゼオンからもらった雷の力で強化された「バオウ・ザケルガ」でファウードを止めた。しかし、その後の記憶の内容に関する詳細はあまり公開されておらず、シュナイダー(ウマゴン)のことも完全には思い出せず、ウマゴンと呼び続けている。
フランスでの対クリア戦後は、デュフォーが身体能力の強化、マントの使用方法(マントを回転させて周りの物を破壊する、破壊した物を掴んで集める、空中を自在に飛行するなど)、「バオウ・ザケルガ」の強化などの指導を行い、7ヶ月目の段階で確実な成果を出した。ブラゴとともに再びクリアと交戦するも、完全体となったクリアにはまったく歯が立たず、力尽きる寸前まで追い詰められる。そんな状況でも今まで出会ってきた仲間達のことを思い、生き返らせてみせると言い切る。それをクリアから哄笑し、それを跳ね除けるように清麿が叫んだその時、2人に応えるかの如くの赤い本が「金色(こんじき)」に輝き、仲間達の思いによって生まれた「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」でクリアを倒した。清麿の卒業式の3日後、ブラゴとの王を決める最終決戦を行い、死闘の末に勝利。魔本によって王座獲得を告げられた後、魔界に帰っていった。「やさしい王様」らしく、魂になった魔物すべてに肉体を与えて魔界を元通りにし(ファウードには人間サイズの新しい肉体を与えた)、最後の敵・クリアにも新たな名前と肉体を与えた。戴冠式や法律の勉強で多忙を極める中、以前と同じように学校にも通っている。かつて自身を虐げていたユノには極刑を与えず、召使として雇っている。そして、清麿に近況を伝えるとともに「互いに立派になって再び会おう」という約束を手紙に記し送った。その最中、この「魔界の王を決める戦い」をこれからの千年を生きるための正しいものと痛感した。
アニメ版では「バオウ」によるパワーアップもせずにゼオンと対峙するが、圧倒されて再び記憶を奪われそうになるが、力が覚醒して本が金色に変わり、パワーアップした「バオウ・ザケルガ」でゼオンを倒す。ゼオンと和解しようとするが、その言葉にまったく応えずに魔界へ帰っていった。ゼオンが最後の悪あがきとしてファウードを暴走させたが、「バオウ・ザケルガ」でファウードを破壊した。その後、ブラゴとの一騎打ちに臨んだ。
番外編では、学校が終わった後は王様の仕事をしている。ゆえに教師や生徒から特別扱いされたり、ティオやウマゴンたちと遊ぶ時間がなくなったことで悩んでいる。性格は変わっておらず、マントの下が全裸の状態で下校するシーンがある。また、ザケルを出しても白目になっていなかったことから、術を出しても気絶することはなくなったようである。ジーザとの対決時、「友達とはいつもそばに居るものだ」と言い、魔界に帰った後も残っている赤い本を通して清麿と繋がっていることが描写された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガッシュ・ベルと高嶺清麿」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kiyo Takamine and Zatch Bell 」があります。




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