翻訳と辞書
Words near each other
・ カール・カウツキー
・ カール・カウフマン
・ カール・カウフマン (ナチス)
・ カール・カウフマン (政治家)
・ カール・カウフマン (陸上選手)
・ カール・カナイ
・ カール・カポトート
・ カール・カルステンス
・ カール・キロスコフスキー
・ カール・ギェレルプ
カール・ギュツラフ
・ カール・クニース
・ カール・クラウザー
・ カール・クラウス
・ カール・クラウス (作家)
・ カール・クラウス (化学者)
・ カール・クリスチャン・フォーゲル・フォン・フォーゲルシュタイン
・ カール・クリスチャン・ローブ
・ カール・クリスチャン・ローヴ
・ カール・クリスティアン (ナッサウ=ヴァイルブルク侯)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カール・ギュツラフ : ミニ英和和英辞書
カール・ギュツラフ[かー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラフ : [らふ]
  1. (adj,n) rough 2. (adj,n) rough

カール・ギュツラフ : ウィキペディア日本語版
カール・ギュツラフ[かー]

カール・フリードリヒ・アウグスツス・ギュツラフ(Karl Friedrich Augustus Gützlaff,LMS,1803年 - 1851年)は、中国で活躍したドイツ人宣教師である。現存する最古の日本語訳聖書ギュツラフ訳聖書」を翻訳した人物として知られる。チャールズ・ギュツラフとも表記される。 
== 生涯 ==
1803年ドイツに生まれ、ベルリンの宣教師養成学校で学んだ、の宣教師として、タイで伝道したのちに、中国大陸で伝道活動に従事する。〔イギリスの団体に所属したので、英語風にチャールズ・ギュツラフ(Charles Gutzlaff)と表記されることもある。〕
朝鮮、台湾、日本にも関心を持ち、1832年から33年にかけて、船旅をして鎖国中の日本にも入国を試みたが実現しなかった。
1832年8月に、琉球王国那覇に寄港した。ギュツラフ一行の臨海寺の近くに上陸した。その時集まった民衆と役人に、漢訳聖書太平天国の乱洪秀全も同じ翻訳書を入手している。〕を配布した。琉球王尚氏に、三冊の漢訳聖書を贈呈した。
中国に戻ったギュツラフは、日本人の三人の漂流漁民(音吉、岩吉、久吉)を引き取り、日本語を学んだ。ヨハネによる福音書を翻訳した『約翰福音之伝』とヨハネ書簡3通を翻訳した『約翰上中下書』をシンガポールで出版した。これらは近代プロテスタントによる最初の日本語訳であり、断片を除けば現存最古の日本語訳聖書である。
1837年7月にギュツラフとサミュエル・ウィリアムズ宣教師らはモリソン号に乗り、音吉ら3人と、薩摩の漂流民4人(庄蔵寿三郎、熊太郎、力松)を合わせた、漂流民7人を送り届ける目的で日本上陸を試みた。しかし、異国船打払令により幕府側が砲撃をしたので、やむを得ず引き換した。これが、モリソン号事件である。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カール・ギュツラフ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.