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カルナック神殿 : ミニ英和和英辞書
カルナック神殿[かるなっくしんでん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かみ]
 【名詞】 1. god 
神殿 : [しんでん]
 【名詞】 1. temple 2. sacred place 
殿 : [どの, との]
 【名詞】 1. (pol) person 2. Mister (mostly in addressing someone on an envelope) 3. Mr 

カルナック神殿 : ウィキペディア日本語版
カルナック神殿[かるなっくしんでん]

カルナック神殿(カルナックしんでん、 、 、またはカルナック神殿複合体、)は、古代エジプトの神殿複合体であり、カルナク (Karnak 〈〔''Merriam-Webster's Collegiate Dictionary, Eleventh Edition''. Merriam-Webster, 2007. p. 1550〕〉) とも記される〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、130-132頁〕。エジプトの首都カイロからナイル川を南におよそ670キロメートルさかのぼった〔古代エジプト 王・神・墓 (2002)、34頁〕東岸に位置し〔、新王国時代(紀元前1550-1069年頃〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、599-607頁〕)に繁栄した古代の首都テーベ(古名ワセト〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、344頁〕、現在のルクソールとその近辺)に建てられた〔磯崎新の建築談義 #1 (2001)、79頁〕。その巨大都市テーベの一部であるカルナック複合体の名は、近隣にあって一部を取り囲む、ルクソールの北およそ3キロメートルにある現代の村、エル=カルナックより名付けられている〔。西岸には歴代の王が眠る王家の谷や貴族の墓、ハトシェプスト女王葬祭殿などがある。歴代の王が寄進して増改築を重ね拡張された巨大な複合体であり〔古代エジプト神殿大百科 (2002)、48-50頁〕、中心はアメン神(アモン〔エジプトの神々事典 (1997)、24-27頁〕、アムン、アメン=ラー、アムン=ラー〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、42-44頁、101頁〕)に捧げられたアメン大神殿(アメン=ラーの神域)となっている〔古代エジプト神殿大百科 (2002)、154頁〕。
== 概要 ==

カルナック神殿複合体は、荒廃した神殿、祠堂、塔門(パイロン、Pylon)およびその他の建造物の膨大な構成からなる、1平方キロメートル(100ヘクタール)以上におよぶ広大な古代宗教遺跡である〔。複合体は泥レンガの周壁に囲まれた3つの主要部分からなり〔、現在のところ、その中で最大のアメン大神殿が唯一、一般に公開されている。ここがほとんどの訪問者が見学する唯一の箇所であるので、カルナック神殿は、アメン大神殿のみにしばしば解される。他の2つの構成要素であるムト(ムゥト)の神域やモンチュ(モント、モントゥ〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、559頁〕、メントゥ〔)の神域は非公開となっている。ムトの神域は非常に古く、地と創造の神に捧げられたが、いまだ復元されていない。また、いくつかの小神殿や聖所が、アメン大神殿やムトの神域に付随してある。
複合体の建造は、中王国時代〔(紀元前2055-1650年頃〔)の(紀元前1965-1920年頃〔)の統治中には始まり、残存する新王国時代からの建造物のほとんどがプトレマイオス朝の時代(紀元前332-32年〔)まで継続された。カルナック周辺は古代エジプトにおいてイペト=スゥト(''Ipet-sut''〔 「諸々のなかで選り抜きの場所」)であり〔、アメン神をその頂点とする第18王朝(紀元前1550-1295年頃〔)の崇拝の中心地であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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