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カルケミシュ : ウィキペディア日本語版
カルケミシュ

カルケミシュCarchemish、古代ギリシャおよび古代ローマでは「エウロプス」 Europus と呼ばれた)は、古代オリエントの大国・ミタンニヒッタイトの重要都市。現在は、トルコシリアの国境線上に位置する。旧約聖書に書かれたバビロニアエジプトの決戦の舞台でもある。考古学者T.E.ロレンスが中東を調査していた1910年代前半、この地は地元民から、聖書内の都市ジェラブルス(Jerablus)と結び付けられてジャラブロス(Jarablos、Jarâblos)と呼ばれていた〔http://www.pbs.org/lawrenceofarabia/resources/locations4.html〕。これが崩れた地名がジェラブリス(Djerabis)である。現在、トルコ・シリア国境のすぐ南にはカラブルス(Carablus)の町がある。国境のトルコ側にはカルカミス(Karkamis)の町がある。
== 遺跡 ==
カルケミシュは、ユーフラテス川西岸に位置する広大な遺跡群で、トルコ南東部のガズィアンテプの南東60km、シリア北部のアレッポの北東100kmにある。遺跡の主部は国境のトルコ側にある。トルコ軍はカルケミシュのアクロポリスだった丘の上に基地を置き、立ち入りは禁止されている。市街地の遺跡の一部はシリア側にも広がる。
古代、カルケミシュはユーフラテス川を渡る最大の浅瀬がある場所だった。こうした環境が、歴史的・戦略的にこの地を重要にしてきた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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