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カメルーン火山列 : ミニ英和和英辞書
カメルーン火山列[かめるーんかざんれつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 
火山 : [かざん]
 【名詞】 1. volcano 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [れつ]
 【名詞】 1. queue 2. line 3. row 

カメルーン火山列 : ウィキペディア日本語版
カメルーン火山列[かめるーんかざんれつ]

カメルーン火山列(カメルーンかざんれつ、)は、ナイジェリア東部とカメルーン西部との間に発達した火山の並びである〔Jacques Champaud, « La ligne du Cameroun », in ''Villes et campagnes du Cameroun de l'Ouest'', ORSTOM, Bondy, 1983, p. 19〕。カメルーン火山列はドイツのSiegfried Passargeによって1909年に発見され、定義されている〔〔Kamerun, Leipzig und Wien Bibliographisches Institut, 1909〕。
== 概要 ==
カメルーン火山列はギニア湾に近いカメルーン山から北のチャド湖に向かって引かれている玄武岩の火山列であり、ムベレ地溝帯もこれに含まれる。この火山列はカメルーン山脈、あるいはカメルーン高地として知られる山地によって特徴づけられている。火山列はビオコ島サントメ・プリンシペの列島まで続くと考えられ、大陸地殻から海洋地殻まで連続する地質学的に珍しい例である。
約8,000万年前にアフリカプレートが反時計回りに移動した際、生じた地殻のせん断作用がマグマの活動を招き、火山列を形成した。ナイジェリアはコンゴ・クラトンと西アフリカ・クラトンを分ける位置にあり、白亜紀にベヌー・トラフが形成された。このトラフの東に火山列があり、上記せん断帯に沿っており、せん断帯は大西洋拡大により、アフリカ対岸のブラジルまで続くと解釈される。ただし、マントル・プルームが火山列の下にあったかどうか議論の分かれるところである。
火山列上では現在も9座が活動中であり、直近の噴火2012年2月3日に起きたカメルーン山での噴火である。この他にバンブートス山脈エティンド山マネングーバ山が火山列に含まれている。また1986年湖水爆発を起こしたニオス湖はカメルーン北西部におけるカメルーン火山列の火山活動と密接な関係を持っている。火山列の大西洋・ギニア湾側はビオコ島プリンシペ島サントメ島アンノボン島といった火山島が並び、これらはギニア湾諸島(、ギニア諸島とも)とひと括りに呼ばれることがある。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カメルーン火山列」の詳細全文を読む




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