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オレオ : ウィキペディア日本語版
オレオ

オレオ (Oreo) は、モンデリーズ・インターナショナルの子会社であるナビスコが販売するサンドイッチ状のクッキー。白色の甘いクリームを、2つの円形をしたチョコレートクッキーで挟んである。
オレオは1912年の発売以来アメリカ合衆国でもっとも売れているクッキーとなっている〔 Toops, Diane: Top 10 power brands , Retrieved on June 07, 2007〕。
アメリカでは、牛乳に浸して食べたり、クッキーを二枚に分離し、クリームをなめてからクッキーを食べるという食べ方がよく知られている。
日本においてはヤマザキナビスコが製造販売を行っているが、ライセンス契約の終了に伴い2016年9月からはモンデリーズ・ジャパンが販売を引き継ぐ。
== 歴史 ==
1912年に「オレオビスケット」の名前でナショナルビスケット社(現在のナビスコ)が販売を開始。
1908年に販売を開始していたサンシャインビスケット社のクッキーの模倣品であった。
最初の工場はニューヨーク市チェルシー9番街15丁目、16丁目にかつて存在し、現在そのブロックは「オレオウェイ」として知られている〔。オレオの名称は1912年3月14日に商標登録されており 、最初のクッキーのデザインは縁の花輪と中央のOREOの文字が特徴的なシンプルなものだった。アメリカでは透明なガラス蓋のついた目新しい缶に入って25セントで販売された。
1921年に「オレオサンドイッチ」に名称を変更〔。1924年には新デザインのクッキーが登場した〔。
レモンフィリングをはさんだ派生品が1920年代の短期間販売されていた〔。
1948年「オレオクレームサンドイッチ」に名前を変更、1974年にはさらに「オレオチョコレートサンドイッチ」に変わった。
現代のオレオのデザインは1952年にウィリアム・A・ターニアーが作ったもので、ナビスコのトレードマークも入っている。
クッキーフィリングについてはナビスコの主任食品科学者であったサム・ポーチェロが開発したものである。彼はChocolate Covered OREOやWihte Chocolate Covered OREOも開発し、オレオに関連した特許を5つ保持していた〔。
2006年1月よりオレオにトランス脂肪酸を含まない非水素添加植物油の使用を開始した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オレオ」の詳細全文を読む




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