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オカダ酸 : ウィキペディア日本語版
オカダ酸[おかださん]

オカダ酸(オカダさん、okadaic acid)は分子式C44H68O13で表されるポリエーテルの一種である。IUPAC命名法では9,10-デエピチオ-9,10-ジデヒドロアカンチフォリシン (9,10-Deepithio-9,10-didehydroacanthifolicin) となる。CAS登録番号、カリウム塩は
オカダ酸は、有毒渦鞭毛藻により産生される毒素である。この藻類を餌とする二枚貝中腸腺にオカダ酸が蓄積されることで、下痢性の食中毒を引き起こす原因となる。類似化合物にディノフィシストキシン (dinophysistoxin, DTX) があり、同様に中毒を引き起こす。
単体は白色の結晶状固体。オカダ酸はC38脂肪酸の派生物質である。
==単離と由来==
オカダ酸は、1970年代に海綿動物クロイソカイメン (''Halichondria okadai'') から初めて単離された 。オカダ酸の名称は、クロイソカイメンの学名であるHalichondria "okadai" に因んだものである。また、細胞毒性物質として海綿動物の''H. malanodocia''からも単離された。オカダ酸の真の産生者は有毒渦鞭毛藻である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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