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アボッターバード : ミニ英和和英辞書
アボッターバード[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アボッターバード : ウィキペディア日本語版
アボッターバード[ちょうおん]

アボッターバード英語: Abbottabad、ウルドゥー語: ایبٹ آباد、新聞などではアボタバード)は、パキスタン北部、カイバル・パクトゥンクワ州に位置する都市。同州アボッターバード県の県都である。市は、首都イスラマバードの北東約50km、州都ペシャーワルの東約150kmに位置する。市の標高は1,260mで、四方を山に囲まれており、ナシアガリやナラン・バレーといった山岳観光地への拠点となっている。人口は27,915人(1998年国勢調査)。
学校が多く集まる街で、特に医学関係と軍関係の学校が多い。特に代表的な学校にはパキスタン軍士官学校(Pakistan Military Academy, PMA)があり、パキスタン軍のエリートはこの街で育つ。軍事施設も多く、退役軍人も各地から移り住んできている。
== 歴史 ==
アボッターバードはイギリス領インド帝国時代、1853年パンジャーブを併合した後、ハザラ地方の本部として創設された。町の名は創設者であったイギリス陸軍のジェームズ・アボット少佐にちなんでつけられた。やがてアボットはイギリスに帰国することになったが、その際にこの町への愛着と離れがたさを「アボッターバード」という詩で著した。アボットが帰国した後も、アボッターバードは北方部隊第2師団が本部を置く、軍の兵営地、および保養地として重要な地であり続けた〔"Abbottabad". ''Encyclopædia Britannica''. 11th Ed. 1911年.〕。この地の駐屯軍はグルカ兵および辺境の兵からなる4つの大隊と、4つの山岳中隊から成っていた〔Abbottabad Town – Imperial Gazetteer of India . ''Digital South Asia Library''. Vol.5. p.1. Center for Research Libraries, University of Chicago. 2011年5月3日閲覧.〕。1901年には、アボッターバードは人口7,764人を数えた〔。1911年には、人口は11,506人に増えた〔Douie, James McCrone. The Panjab, North-West Frontier Province, and Kashmir . p.355. Delhi: Seema Publications. 1916年5月8日. Re-published by Project Gutenberg eBook. 2008年2月10日. 2011年5月3日閲覧.〕。
インド・パキスタン分離独立後、第一次印パ戦争の最中の1948年6月、イギリス赤十字はアボッターバードに病院を建て、カシミールの前線から運ばれた何千という数の負傷兵の手当てにあたった。2005年10月8日に起きたカシミール地震の際には、アボッターバードでも古い建築物が数多く倒壊するなどの被害を受けた。2011年5月2日、ウサーマ・ビン・ラーディンがこの地で、アメリカ合衆国海軍特殊部隊Navy SEALsによって射殺された〔Murray, Michael. Osama Bin Laden Dead: The Navy SEALs Who Hunted and Killed Al Qaeda Leader . ABC News. 2011年5月2日. 2011年5月3日閲覧.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アボッターバード」の詳細全文を読む




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