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アカネ色素 : ミニ英和和英辞書
アカネ色素[あかねしきそ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しきさい, いろ]
 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust 
色素 : [しきそ]
 【名詞】 1. pigment 2. coloring 3. colouring 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation

アカネ色素 : ウィキペディア日本語版
アカネ色素[あかねしきそ]
アカネ色素(アカネしきそ)は、アカネ科のセイヨウアカネ ''Rubia tinctorum'' (西洋茜、英語: Madder)のから抽出される、アリザリンルベリトリン酸などを主成分とする赤色の色素である。近縁のアカネ(茜、日本在来種) ''Rubia akane'' も昔は用いられたが、現在ではほとんど用いられない。
アカネ、セイヨウアカネとも、古くから染色に用いられ、万葉集には「茜さす」などの言葉が見られる。現在では色素の安定性や色調の違いや生産性などから、もっぱらセイヨウアカネ色素が生産・使用されている。染色には主にアリザリン類似化合物の合成品が使われている。また不溶化したものは顔料としても用いられたが(アカネレーキ、マダーレーキ)、今日では合成アリザリンからつくられるアリザリンレーキが使われている。ただ、絵具においては今日でもイギリスウィンザー・アンド・ニュートン社がアカネ色素からつくられたローズマダー(ローズマダージェニュイン、Rose Madder Genuine)を、日本においてもターナー色彩がナチュラルローズマダー(Natural Rose Madder)を生産している。共にNatural Red 9である。
セイヨウアカネの色素は、食品添加物着色料)として認可されていた。1997年には、ラットを用いた中期発がん性試験(前がん病変を検出する方法)で、発がん性なしとの結果が得られている。しかし、2004年に長期発がん性試験(中間結果)で腎がんの発生が見られ、また変異原性も陽性との報告があることから、発がんイニシエーター(発がん性参照)の疑いがあるとして、食品添加物としての使用は禁止された。
在来アカネの色素はセイヨウアカネ色素と成分が異なり、アリザリンでなくプルプリンを主成分とすることから、発がん性の有無は不明である。
== 関連項目 ==

*茜色

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アカネ色素」の詳細全文を読む




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