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アイビーボウル : ミニ英和和英辞書
アイビーボウル[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ビー : [びー]
 (n) bee, (n) bee
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アイビーボウル : ウィキペディア日本語版
アイビーボウル[ちょうおん]
アイビーボウル(Ivy Bowl)は、1989年から1996年まで、日本で行われていたアイビーリーグに所属するカレッジフットボール選手と日本学生選抜のボウルゲームエプソンがスポンサーを務めた。
日本選抜は第6回までは日本大学フェニックス篠竹幹夫、第7回からは関西学院大学ファイターズ伊角富三が指揮を執った。
== 歴史 ==
第1回大会ではウィリアム・アンド・メアリー大学が関東勢を中心にした日本学生選抜軍に73-3で勝利した。日米の学生の試合で70点差がついたのは、1977年にブリガムヤング大学が関西学生選抜軍を71―0で破って以来のことであった。日本学生選抜軍は、パスを1回も成功させることができなかった〔[アメフト アイビーボウル]8日 73-3 W&Mが日本学生をくだす 読売新聞 1989年1月9日 朝刊19ページ〕。この試合でウィリアム・アンド・メアリーはランプレーで平均20ヤード以上を獲得した。観衆は若者を中心に1100人であった。
第2回大会では日本学生選抜はハーフタイムを10-14で折り返した。QB宇田川健治がパス37回中20回成功、208ヤードを獲得、3人のQB合計でパス50回中24回成功、275ヤードを獲得、4インターセプトを喫したが、2TDをあげて49-17と善戦した〔。この試合には後にNFLチームでアシスタントコーチを務めているが出場した。
第3回大会ではアイビーがランで338ヤード、パスで230ヤードを獲得したのに対して、日本選抜は、ランで45ヤード、パスで175ヤードしか獲得できず、47-10で敗れた。
第4回より関西勢が加わり、1935年に全米軍と全日本が対戦して以来56年ぶりの全日本学生選抜が結成された〔アイビーボウル “全日本”が練習 56年ぶり東西精鋭が息合わせ 1991年12月21日 読売新聞16ページ〕。第4回のアイビー選抜を率いたハーバード大学ヘッドコーチは、フィラデルフィア・イーグルスで活躍するとともに、フィラデルフィア・フィリーズのマイナーチームでもプレーした選手である〔アメフトのアイビーボウル、12月23日東京ドームで 米監督にレスティック氏 読売新聞 10月25日 19ページ〕。
第5回大会はダブルヘッダーで行われた。ウィリアム・アンド・メアリー大学勢を覗いたアイビーリーグ選抜と日本大学を除いた全日本学生選抜が第1試合で対戦、第2試合ではウィリアム・アンド・メアリー大学とOBも含む日本大学フェニックスが対戦した。アイビー選抜ではQBショーン・ナイト(Shawn Knight)が33ヤード、76ヤードのTDパスを成功させるとともに、ランでも2TDをあげるなど、68-3でアイビー選抜が勝利した。ウィリアム・アンド・メアリー大学と日本大学との試合は日本大学がFGで先制し、その後4分足らずのうちにウィリアム・アンド・メアリー大学が3TDをあげた。前半修了間際に宇田川健治がTDをあげて、ハーフタイムをウィリアム・アンド・メアリーが28-9とリードして折り返した。後半、グレッグ・パーカーがフェイクパントから38ヤードを走ってTD、第4Qに山田喜弘からのパスを梶山龍誠がエンドゾーン内でキャッチ、残り3秒に山口が35ヤードのFGを成功させ、35-19で試合は終わった。ファーストダウン獲得回数では日本大学が29対17と上回った。観衆は4万人を超えた。
第6回大会ではNFLドラフト候補のがパス13回中8回成功、159ヤード、3TDをあげてMVPに選ばれた。
第7回大会では第1Qにビル・ジョーダン(Bill Jordan)の1ヤードTDランでアイビーが先制、第2Q2分04秒に佐藤正治の21ヤードFGが成功、その後7分16秒にペンシルベニア大学のジェイミー・ダニエルズ(Jamie Daniels)が32ヤードのインターセプトリターンTDをあげて13-3となった。日本はDE鈴木が60ヤードのファンブルリターンTDをあげて、13-10と詰め寄った。しかし、ペンシルベニア大学のテランス・ストークス(Terrance Stokes)が18ヤードのTDをあげて、20-10でアイビー選抜が勝利した。コロンビア大学タイトエンド、ブライアン・バセット(Brian Bassett)が7回のレシーブで124ヤードを獲得し、MVPに選ばれた。アイビーのQBジェイミー・シュワルブ(Jamie Schwalbe)は、パス19回中11回成功、165ヤードを獲得した。アイビーのディフェンスは日本選抜をトータルで190ヤード、ランディフェンスでは44回でマイナス2ヤードとラン攻撃を完璧に封じた。
第8回大会では14回のランで118ヤード、2TDをあげたコロンビア大学のジョン・ハーパー(John Harper)がMVPに選ばれた。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アイビーボウル」の詳細全文を読む




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