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『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』(ドラえもん のびたのワンニャンじくうでん)は、2004年3月6日に公開されたドラえもん映画作品。岡田康則(藤子・F・不二雄プロ)によって漫画化され、『月刊コロコロコミック』2004年2月号から3月号に掲載された、大長編ドラえもんの1つ。映画シリーズ第25作(第1期シリーズ最終作)、大長編シリーズ第24作(まんが版▷映画シリーズ7)。ドラえもん映画化25周年記念作品となっている。 同時上映は『Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン タコDEポン!アシHAポン!』と『ドラえもんアニバーサリー25』。 == 概要 == 小学館〈てんとう虫コミックス〉『ドラえもん』第22巻に収録の短編作品「のら犬『イチ』の国」を原案として製作された。3億年前の地球に存在したイヌとネコの国「ワンニャン国」を舞台に、ドラえもんやのび太たちの活躍を描いた作品。 『のび太とアニマル惑星』同様、耳をつけた青いドラえもんが登場するが、本作ではデザインが異なる。本作では野比家の正面から見えるのび太の部屋の窓に雨戸が取り付けられている。これまでのテレビシリーズや過去の作品では描かれていなかった美術設定だが、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』における野比家や、芝山努監督の絵コンテでは描かれている。また、作中に過去のドラえもん映画に登場したキャラクターを想起させる乗り物などが登場する。その他設定も過去のドラえもん映画を想起させる描写がありキャスト面においても、かつての劇場用作品でキーキャラクターを演じた声優がゲストで多く起用されている。なお、この映画が大山のぶ代らが声を吹き込んだ最後の映画となる。そして、同時に2015年現在、芝山努監督の手がけた最後の映画ともなる。 前年から変更された作画監督による画相の近代化、渡辺歩による映画ドラえもんシリーズでは斬新に取れる演出が好評となり、商業成績は3年ぶりに30億円越えとなった。 オープニング前に映画ではおなじみの、のび太の「ドラえも〜ん!」と叫ぶ後で、ドラえもんが「のび太く〜ん!」と叫ぶという珍しい手法も取り入れている。また、テレビアニメのオープニングテーマではすでに使用終了していたドラえもん映画作品のオープニングテーマである山野さと子による「ドラえもんのうた」も本作品をもって使用終了となった。25年間ブランク無しで続いていたシリーズであるが、この作品と『のび太の恐竜2006』との間に1作品分のブランクが生じた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Doraemon: Nobita in the Wan-Nyan Spacetime Odyssey 」があります。 スポンサード リンク
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