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あだち充 : ウィキペディア日本語版
あだち充[あだち みつる]

あだち 充(あだち みつる、本名:安達 充、1951年2月9日〔日外アソシエーツ発行『漫画家人名事典』(2003年2月)ISBN 9784816917608、P18〕 - )は、日本漫画家群馬県伊勢崎市出身の男性〔。群馬県立前橋商業高等学校卒〔。血液型AB型〔自身の作中にもAB型の登場人物が数多く登場する〕。
主な作品に『みゆき』、『陽あたり良好!』、『タッチ』、『H2』、『クロスゲーム』など。ラブコメディ野球などのスポーツを絡めた青春ものを得意としており、1980年代以降高橋留美子とともに『週刊少年サンデー』の人気作家として活躍。またソフトで可愛らしい絵柄から少女漫画誌や学年誌にも作品を発表している。

== 来歴 ==
少年時代は兄のあだち勉とともに貸本漫画の読者コーナーの常連であり、「群馬の天才兄弟」として知られた存在だった〔「クイックジャパン(以下QJ)」Vol.62より〕。高校在学中に『COM』の新人賞で「虫と少年」が佳作2位に選ばれ、以後『COM』の読者コーナーにしばしば登場。1969年、一足先に漫画家となっていた兄に誘われて上京し、石井いさみアシスタントを経験、翌1970年に『デラックス少年サンデー』にて「消えた爆音」でデビュー。以降しばらく佐々木守やまさき十三などの漫画原作者と組んで作品を発表。初期には当時のブームであった劇画調の少年漫画を執筆するもヒットには恵まれず、幼年誌でのコミカライズや少女誌などに活躍の場を移し、徐々に画風がソフトなタッチになっていった。
1978年、再び少年誌に戻り、高校野球を題材にした『ナイン』を発表、少女漫画のライトな雰囲気を少年漫画に持ち込んだこの作品が転機となり、続く『みゆき』『タッチ』で人気作家の地位を確立する。1982年、上記2作で第28回小学館漫画賞少年少女部門を受賞。以降も『週刊少年サンデー』を中心に少年誌の第一線で活躍している。単行本発行部数は1990年に1億部を突破しており、2008年5月に小学館連載作家として初めて2億部を達成した〔小学館HPより〕。2008年10月に『週刊少年サンデー』にて連載中だった『クロスゲーム』を突然休載。半年後の2009年3月に連載再開したが、休載となった理由は不明。2009年、『クロスゲーム』で第54回(平成20年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞。2010年、『ゲッサン』11月号が「あだち充画業40周年突破記念号」とされ、『アイドルA』第5話が連載中の『QあんどA』と同時掲載、さらに39人の作家によるトリビュート別冊が付録された。
デビュー当時を除き、小学館をメインに活動しているが、過去に週刊少年ジャンプで開催された愛読者賞に読者投票により選ばれている。「スケジュールの都合がつかない」という理由から辞退しているが〔作品の執筆は無かったが、辞退した事へのお詫びに、自身の自画像とコメントを週刊少年ジャンプに寄せている〕、週刊少年ジャンプとは何の接点もなく、ジャンプの人気投票的な愛読者賞にノミネートされたという事実に、人気の高さを窺い知る事が出来る。
幅広く、読者から支持されている為、サイン会やイベントでは行列ができ、警察が来た事がある。
2013年7月、永らく高校野球を題材に漫画を描いてきた実績を認められ、大会期間中にテレビ朝日系列局で放送される『熱闘甲子園』のキービジュアルイラストを担うことになった〔朝日放送『熱闘甲子園』公式HP 〕〔『熱闘甲子園』ポスタービジュアルはあだち充! ORICON STYLE 2013年7月1日付 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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