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熱闘甲子園 : ミニ英和和英辞書
熱闘甲子園[ねっとうこうしえん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ねつ]
  1. (n,n-suf) fever 2. temperature 
熱闘 : [ねっとう]
 (n) fierce fighting
甲子 : [かっし, きのえね]
 【名詞】 1. first of the sexagenary cycle 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
: [その]
  1. (n,n-suf) garden (esp. man-made) 2. park 3. plantation 

熱闘甲子園 : ウィキペディア日本語版
熱闘甲子園[ねっとうこうしえん]

熱闘甲子園』(ねっとうこうしえん)は、全国高等学校野球選手権大会期間中にテレビ朝日系列局で放送される同大会のダイジェストドキュメンタリー番組である。朝日放送(ABC)とテレビ朝日の共同制作。2006年からはハイビジョン制作ならびに番組連動データ放送が取り入れられ、2007年からステレオ音声で放送されている。現在の冠スポンサーコカ・コーラで、同社は2007年度以後、スポーツドリンクアクエリアスのブランド名で一社提供している。
== 概要 ==
ABCが腸捻転解消でANNに加盟した1975年、当時の最終版全国ニュース『ANNニュースファイナル』終了後の深夜枠で20 - 30分程度のハイライト番組『高校野球ハイライト』が制作されるようになった。『ハイライト』はABCを発局としてNET→テレビ朝日などで放送されていた。
1979年の第61回大会決勝戦翌日に『水曜スペシャル』枠で「熱闘!甲子園」として単発ながらこの大会のダイジェスト番組を全国放送〔1980年にも8月21日(木曜日)に放送した。本来ならこの日が決勝戦となるはずが、雨天中止となった日程の都合上準決勝の日であった。〕したところ反響が大きかったため、1981年から大会期間中の平日は21:00、週末は23:00(その後、1982年から平日は22:00に繰り下げ〔1984年・1985年放送回は当時、月曜日に「月曜ワイド劇場」があったため、21:00からの放送だった。〕)から30分枠で「熱闘甲子園・高校野球ハイライト」と銘打って連日放送されるようになり、朝日放送のスポーツ担当アナウンサーらをキャスターに据えその日の熱戦を振り返った。
上記の単発特番および本番組はそれまでのハイライト番組と異なり、試合内容よりも試合に関わる選手たちの人間ドラマに重きを置いた番組になったため、ABCでの中継映像以外に番組独自のカメラから撮影した画像も随所に盛り込んで(バックスクリーン側から打球の行方を追う「ホームランカメラ」〔バックスクリーンの右中間寄りに設営。いわゆる外野席のカメラが解禁された1978年ごろから1994年まで中継本編のメイン映像もここから撮影していたが、1995年以後メインのカメラはバックスクリーンの左中間寄り(プロ野球と同じ箇所)になった。ただし、中継本編でもスロー再生などで再現する場合にこのホームランカメラのフィルムを出す場合がある。なお、外野カメラ解禁までは内野席(バックネット裏、1塁側)からの映像が主であった。〕やネット裏最前列から選手の表情をクローズアップしたカメラなど)、実況の音声〔ABC・BS朝日スカイ・Aスポーツプラスでの中継で使われるもの。中継では出演するゲスト解説者のコメントは殆ど放送されずに、大半はアナウンサーによる解説だけである。〕や球場の歓声を被せるという構成になっている。
番組開始当初は粗編集の映像にキャスターがアドリブでコメントを入れるというエピソードもあった。この番組構成にはキー局やスポンサーからも異論があったが、視聴者には好評で、その後NHKの高校野球のニュース映像も独自映像(こちらはネット裏記者席付近より打球の行方をクローズアップする)プラス実況音声、キー局のテレビ朝日のプロ野球のニュース映像(主に外野スタンドに据えつけたクレーンカメラで打球の行方をクローズアップ)という風に他局にも影響を及ぼすことになる。
1990年以降は、平日については大会の前半は『ニュースステーション(Nステ)』がフルスペックで放送された後の23:20から、後半は23:00からの放送となった。
なお、これ以来『Nステ』→『報道ステーション(報ステ)』のスポーツニュースコーナーでは高校野球に関しては結果のみ簡潔に伝え、キャスターが「この後の熱闘甲子園をご覧ください」と締めるのが通例となっている〔近年はこのような締め方はない。〕。なお朝日放送系のCS(サテライトエービーシー→スカイ・Aスポーツプラス)が開局〔BS朝日は2000年開局、中継自体は2001年から。さらにそれ以前の1992年<開局は1991年11月>から1999年はABCテレビとは実況者を差し替えたうえで、ABC製作・ハイビジョン試験(実用試験)放送・BS9chで放送が行われ、一時期スカイ・AでもBS9と同時生中継と地上波の再放送を終日行ったことがある。〕する1990年以後は受信装置・ケーブルテレビを通してその箇所もノーカットで見ることが出来るようになったが、それまでABCで中継し切れなかった部分は実質当番組のための資料映像としての実況であった。
1993年からキャスターを廃し、この頃より大物選手への密着、試合に関わるすべての人間への特集(いわゆる「企画もの」「感動もの」)などに軸足を置いた番組になった(後述のとおりかつての番組ファンはこの点に批判的である)。1996年と1997年には日替わりで出演者を代えて番組を進行していた(1996年は各界の高校野球ファン、1997年は女性アイドルタレントが日替わり出演した)。この流れで、2000年代にもタレントがナレーターを務めた(#ナレーター参照)。
以前はオープニング(OP)はその日注目の1試合のハイライト映像のあとテーマソングとともに当日の試合組み合わせの字幕だけを、エンディング(ED)はその日までに敗れ去った学校や選手たち、または翌日以降登場する注目の学校や選手たちをピックアップした映像をバックにテーマソングが流れた後翌日の試合組み合わせの字幕だけ出していた。
近年はOPはその日の各試合の注目選手やハイライト映像ならびに特集の内容、EDは翌日の試合の中から注目される1試合にスポットを当て、その注目の学校や選手をピックアップした予告編の映像が放送されてきた。
1998年からは長島三奈(テレビ朝日スポーツ局記者→同社嘱託)が進行を担当するようになる。ただし、2000年は長島がテレビ朝日を一旦退社・充電中だったため、元フィギュアスケート日本代表選手の八木沼純子が担当した。また、2000年からは『ニュースステーション』が21:54スタートになったことで、大会後半の繰上げスタートが無くなり、平日は23:10スタートになる。
2006年には、土・日曜の放送でスタジオにゲストを招いた。
* 8月6日:星野仙一阪神タイガースオーナー付シニアディレクター)
* 8月12日:スキマスイッチ
* 8月19日:北村晴男弁護士
2009年の放送では、元プロ野球選手から初めて、栗山英樹を司会者に起用(詳細は後述)。以下のように、番組構成の一部を変更している。
*放送日に実施された試合のダイジェストVTRが明けるたびに、その試合のランニングスコア、出場したバッテリー(投手・捕手名)、本塁打を放った選手名、対戦校の記録に関する情報を表示した画面を挿入。ナレーションも付けているが、勝利投手・敗戦投手は表示されない。
*栗山による解説コーナーとして、『栗山英樹の「今日の熱闘」』を新設。放送日に実施された全試合から、栗山自身が注目した1つのプレーや選手を掘り下げて紹介する。
*VTR取材コーナーとして、『夏跡(なつあと)』を新設。放送日に実施された試合で敗れた出場校のうち、1校の選手や関係者の奮闘ぶりを取り上げる〔8月16日の放送では、ヤクルトスワローズの選手時代に栗山のチームメートであった古田が、阪神甲子園球場で栗山・長島とともに当日の高校野球を観戦する模様を紹介。古田にとっては、高校時代以来の経験であったという(放送中のコメントより)。〕。なお、準決勝の8月23日は、前日まで取り上げられた選手たちが甲子園への想いを綴った手紙が紹介される。
2010年には放送開始30周年を記念して、番組タイトルを『熱闘甲子園30th』として放送。番組構成は、上記2009年の内容の下2つが継続された。
2012年は栗山が北海道日本ハムファイターズ一軍監督就任のため、工藤公康を司会者に起用。また前年10月の番組改編〔『日曜洋画劇場』が『報道ステーション』と同じ23:10終了に繰り下げ。但し平日と異なり5分間のミニ番組(テレビ朝日では『世界の車窓から』)を挟んでから当番組を放送。これは『世界の車窓から』が、平日はテレビ朝日・ABCとも当番組終了後に通常より30分繰り下げて放送されるが、土曜・日曜はABCで放送されていないことが関係していると思われる。〕に伴い、日曜日の放送時間が通常23:15スタートに変更した。
2013年には、長島・工藤に加えて竹内由恵(テレビ朝日アナウンサー)を司会(進行役)に起用する一方で、土・日曜日の放送時間を23:15 - 23:45に統一〔テレビ朝日系列では、2012年10月の番組改編で『土曜ワイド劇場』の終了時刻を繰り下げたことを機に、土曜日23時台の番組(通常は『SmaSTATION!!』)の開始時刻を23:15に変更している。〕。初日(8月8日)の放送に松井秀喜をゲストに迎えたほか、スポットCMには松井・藤浪晋太郎大谷翔平が「甲子園のスーパースター」として登場した。なお、最終日(8月22日)の放送には、同年のABC高校野球テーマソング「ダイヤモンド」の作詞・作曲・歌唱を手掛けたコブクロをゲストに招いている。
2014年には、1月末でテレビ朝日との嘱託契約が終了した長島と、竹内が司会を降板。高校野球の経験者である三上大樹と、2人の実兄が経験者という新人アナウンサーの山本雪乃(共にテレビ朝日アナウンサー)が、工藤と共に司会を務める。ちなみに、長島は当番組へ通算15年間出演。その一方で、新人アナウンサーの起用は番組史上初めてである〔「熱闘甲子園」キャスターに新人アナ抜てき!三奈さんらに代わり… 〕。また、8月17日(日曜日)の放送には、葛西紀明スキージャンプ選手、ソチオリンピックラージヒル個人銀メダリスト)をゲストに迎えている。
番組開始35周年に当たる2015年は、工藤が福岡ソフトバンクホークスの一軍監督へ就任したため、古田敦也を司会者に起用。前年から続投した山本とのコンビで、取材・進行を担当する。また、高校野球全国大会の開催が(前身である全国中等学校野球大会の第1回大会からの通算で)100年目に当たることを記念して、「高校野球100年 ことだま」という特集コーナーを編成。過去の大会を湧かせた著名な元・高校球児(松井や斎藤佑樹など)や監督経験者が事前収録で語った現在の球児へのメッセージを、連日放送している。
現在は、CS放送スカイ・A sports+でも時差放送をしている。2012年度までは地上波放送後の翌朝に時差放送(例として2008年の放送時間は7:45 - 8:15だった(稀に前日のプロ野球中継や高校野球完全録画中継の延長により放送時間変更の場合がある)を行い、年末にはその年の分をまとめて再放送〔平年は12月下旬、年度によっては1月の初旬も対象であるが、2012年は11月に「熱闘甲子園スペシャル」という題名で大会期間中の3-4日分ずつをまとめたものを再放送している。〕していた。2013年は大会翌朝の再放送は実施せず、大会終了後〔2013年8月26日18時から25時30分に14日分をまとめて放送。〕一挙集中放送日を設けた〔スカイ・Aのリリース 〕。2014年は再び試合翌日(試合日によっては当日深夜〔当初は準々決勝の録画放送が本年度は当日と翌日(8月20日・21日の深夜に2試合ずつ)となったため、準々決勝については翌日深夜、準決勝以後は当日深夜に放送する予定だったが、日程変更で準決勝までは試合翌日早朝、決勝は当日深夜(いずれも放送日付上)の放送となった。また2015年度は、同様に中継そのものは8月17・18日の深夜に2試合ずつ放送したが、当番組は休養日にあたる18日の朝に放送されたため、CSでの視聴者には後半2試合はネタバレとなる事態が起きてしまった〕)の放送に戻る。
番組のキャッチコピーにも「昼間の熱気をゴールデンタイムに」「真昼の感動を夜再び」「今夜(放送開始時間)感動と興奮が蘇る」(これらは初期のもの)、そして2007年から2009年は「あしたのヒーロー、本日誕生。」、2010年は「伝説は、つづく。」が使われるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「熱闘甲子園」の詳細全文を読む




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