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2-ヒドロキシ安息香酸メチル : ミニ英和和英辞書
2-ヒドロキシ安息香酸メチル[さん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

安息 : [あんそく]
  1. (n-adv) rest 2. repose
安息香酸 : [あんそくこうさん]
 (n) benzoic acid
: [いき]
 【名詞】 1. breath 2. tone 
: [さん]
 【名詞】 1. acid 

2-ヒドロキシ安息香酸メチル ( リダイレクト:サリチル酸 ) : ウィキペディア日本語版
サリチル酸[さりちるさん]

サリチル酸(サリチルさん、)は、ベンゼン環上のオルト位にカルボキシル基ヒドロキシル基を併せ持つ物質で、示性式は C6H4(OH)COOH、CAS登録番号は 69-72-7。無色の針状結晶である。隣接するヒドロキシル基の影響でカルボン酸としては比較的強い (p''K''a = 2.97) である。そのまま飲むと胃穿孔を起こし腹膜炎の原因となる。酸性を弱め胃を通過できるようにしたものがアセチルサリチル酸(アスピリン)である。
== 発見 ==
ヤナギの薬理作用については、ヒポクラテスの書物に登場するほかにシュメールレバノンアッシリアの文書にも登場する。また、チェロキー族などのアメリカ原住民もヤナギの仲間を解熱・鎮痛に用いていた。日本でも「歯痛には柳楊枝」として知られていた。しかし、これらの記録はヨーロッパでは知られていなかった。
1763年、イギリスの司祭エドマンド・ストーンの解熱作用を再発見。その後、1830年にフランスの薬剤師アンリ・ルルー (Henri Leroux) とイタリアの科学者ラファエレ・ピリア (Raffaele Piria) が解熱成分(サリチル酸の配糖体)を分離してサリシン( 「柳」から)と命名。その後ピリアはサリシンを分解して新物質を発見、サリチル酸と命名した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サリチル酸」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Salicylic acid 」があります。




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