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酒屋通り : ウィキペディア日本語版
酒屋通り[さかやどおり]

酒屋通り(''Rum row'')は、アメリカ合衆国における禁酒法の時代に、ヨーロッパで製造された酒を積んだ密輸船が停泊していたアメリカ領外地域の通称である。一般にはニュージャージー州からロングアイランド島モントーク岬にかけての沖合いを指す。
== 概要 ==
飲料用アルコールの製造販売を禁じたアメリカ合衆国憲法修正第18条1917年12月18日に議会を通過し、批准のために各州へ送付された後に、ミシシッピ州をはじまりとして順次承認されていった。同時に、執行法であるボルステッド法1919年10月28日に成立し、1920年1月17日よりいわゆるアメリカにおける禁酒法の時代が始まった。
これに伴いアメリカでは酒類の密輸・密造・密売が横行するようになった。当時の合衆国外周18,700マイルは、どこでも密輸入酒の搬入経路となったが、需要供給の関係からいくつかの経路に集中するようになり、ニューヨークボストンが位置する北大西洋ルートはその主要な経路のひとつとなった。
ヨーロッパから大西洋を渡ってやってきた密輸船はアメリカ領海外上に連結して停泊し、ここに密輸業者より依頼を受けて海岸より小船を出して買い付けに来る方式が取られた。海上での取引を揶揄して、いつしかこうした取引が行われる地域を「酒屋通り(ラム・ロウ)」と呼ぶようになった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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