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第一原理分子動力学法 : ウィキペディア日本語版
カー・パリネロ法[かーぱりねろほう]
カー・パリネロ法(カーパリネロほう、、CP法)は、1985年、カー(R. Car)とパリネロ(M. Parrinello)によって考案されたバンド計算の手法である〔R. Car and M. Parrinello, Phys. Rev. Lett., 55 (1985) 2471.〕。従来用いられていた行列要素の対角化を行わずに固有値(及び固有ベクトル)を求めることにより、計算を大幅に高速化した。これにより、系の電子状態と共に、その構造の最適化(この部分は古典的分子動力学法を用いる)も可能とした。
== 名称に関して ==
本手法は、第一原理分子動力学法(:FPMD)、またはab initio MDMD: Molecular Dynamics)などとも呼ばれる。それぞれ微妙に異なるものを意味している場合もある。現在では、カー、パリネロによるオリジナルな手法が用いられることはほとんどなく、より効率化、高速化を図った手法に置き換わっている。ただし、これら現在主流となっている手法も広い意味でのカー・パリネロ法の範疇にあると言える。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カー・パリネロ法」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Car-Parrinello method 」があります。



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