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福海寺 : ウィキペディア日本語版
福海寺[ふくかいじ]

福海寺(ふくかいじ)は、兵庫県神戸市兵庫区にある足利尊氏が開いた、臨済宗南禅寺派の諸山の格式を持つ寺院。山号は大光山。正式には「大光山福海興国禅寺」という。本堂には尊氏書の「福海興国禅寺」の扁額が掛かる。(足利義満も「大光山福海寺」の扁額を書いている。)
明治の初め頃まで、堀と堤で囲まれた福海寺境内は枡形を構成し兵庫津(兵庫城)の柳原総門の防備の役割をしていた。本尊釈迦如来大黒天を安置しており柳原大黒天として信仰され、昔から毎年1月9-11日の柳原十日えびす大祭の大黒祭には大勢の参拝客で賑わう。
== 歴史 ==
1344年康永3年)に足利尊氏在庵圓有(現在の兵庫県御津町室津の出身)を京都西賀茂の正伝寺(諸山)より招聘して創建し、足利義満はじめ足利歴代将軍に尊崇された。五山制度内での格式は諸山(永禄八年和漢禅刹次第)。また京都の久我に末寺の願王寺があった(蔭涼軒日録)。在庵和尚の出身地の兵庫県の室津、京都西賀茂正伝寺、京都久我願王寺久我神社の神宮寺)はいずれも賀茂信仰と深く関わりがあり、京都から、室津へ延びる「賀茂信仰の街道」の中継地と考えられる。福海寺に大黒天が祀られているのも足利氏の大黒天信仰があるが、大国主の子孫である、賀茂氏と福海寺が深く関係のあったことにも由来すると言われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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