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海から来たサムライ[うみからきたさむらい]
海から来たサムライ(うみからきたさむらい)は、矢作俊彦と司城志朗共著の長編小説の第3作目〔ブロードウェイの戦車 ノベルズ版の解説によると執筆順で第2作目〕である。元大日本帝国海軍士官の鹿島丈太郎が行方不明のハワイ王国の王女に明治天皇からの勅旨を届ける物語。 == 背景 ==
1810年にカメハメハ1世により建国されたハワイ王国は1840年に新憲法を発布し立憲君主国家となった。1874年に即位したカラカウア大王の治世で米国からの移民、資本流入が増加し米国寄りの勢力が拡大した。カラカウア大王の死去の後に王位を継いだ妹のリリウオカラニ女王は政治力・統率力に乏しく、政府は米国の傀儡政権となっていた。ハワイの反米勢力は英国に留学中の王女カイウラニを呼び戻し新たな女王として擁立し王国の存続を願ったが、英国から帰国した直後に王女は行方不明になってしまった。愛国党のロバート・ウィルコックスらはこの事態を打開するために日本へ窮状を訴えてきた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海から来たサムライ」の詳細全文を読む
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