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東武3210系電車 : ウィキペディア日本語版
東武デハ5形電車[とうぶでは5がたでんしゃ]

東武デハ5形電車(とうぶデハ5がたでんしゃ)は、かつて東武鉄道に在籍した電車1927年昭和2年)から1929年(昭和4年)にかけて新製された、いわゆる昭和2年 - 4年系に属する車両のうち、最多両数が製造された形式である〔『鉄道ピクトリアル 第115(1961年2月)号』 p.52〕。後年の大改番に際して、本形式はモハ3210形と改称された〔。
本項では本形式のみならず、昭和2年 - 4年系に属する全ての形式について記述する。
== 概要 ==
東武鉄道においては1924年(大正13年)の伊勢崎線浅草(初代・現在のとうきょうスカイツリー) - 西新井間電化完成を皮切りに順次電化区間の延伸を実施し、1927年(昭和2年)12月の伊勢崎線全線電化完成、1929年(昭和4年)10月の日光線全通、同年12月の東上本線全線電化完成によって、現在の路線網ならびに電化区間が概ね完成した〔『鉄道ピクトリアル 第799(2008年1月)号』 p.135〕。これら電化区間の増加によって多数の電車の増備が必要となったことから、1927年(昭和2年)から1929年(昭和4年)にかけて合計114両におよぶ大量の電車新製が実施されたが、同時期に新製された一連の各形式を総称して昭和2年 - 4年系と称する〔『鉄道ピクトリアル 第115(1961年2月)号』 p.48〕〔『鉄道ピクトリアル 第263(1972年3月)号』 p.75〕〔『鉄道ピクトリアル 第799(2008年1月)号』 p.136〕。
昭和2年 - 4年系に属する各形式は用途ならびに製造時期の相違によって車体の仕様は各々異なるものの、構体寸法ならびに主要機器の仕様は全車とも統一されており、また新製は日本車輌製造東京支店・汽車製造・川崎車輌(現・川崎重工業)の3社が担当したが、製造会社の相違による外観上の差異は一部を除いて存在しない〔〔〔1927年(昭和2年)から翌1928年(昭和3年)にかけて落成した汽車製造製の車両のみ、車体側面裾部の切り込みがないという特徴を有する。〕。
後年7800系(78系)の大量増備が実施されるまで、東武の保有する旅客用車両において最多両数を数えた本系列は長きにわたって旅客運用の主力車両として運用された。戦後に実施された大改番に伴う複雑な改番や各種改造を経て、旅客用車両としては1972年(昭和47年)まで運用され〔『鉄道ピクトリアル 第537(1990年12月)号』 pp.219 - 223〕、中途荷物電車(荷電)化改造を実施された車両については2004年平成16年)3月まで在籍した〔『鉄道ピクトリアル 第799(2008年1月)号』 p.194〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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